テレビ朝日系の新ドラマ『誘拐の日』第1話(初回放送:2025年7月8日)では、斎藤工演じる誘拐犯・新庄政宗と、永尾柚乃演じる天才少女・七瀬凛との「異色バディ逃亡劇」が始まりました。
舞台となるロケ地については、視聴者から具体的な撮影場所を知りたいという声が多数上がっており、SNSやロケ地情報サイトでも早くも反応が出ています。
まず、凛が誘拐・搬入された邸宅として登場する「七瀬邸」は、大正時代の型を残す和モダン建築で知られるRe:PLACE KOISHIKAWA(東京都文京区小石川2‑17‑30)で撮影されていることが公式に確認されました。
春日駅徒歩約10分という立地も判明し、ファンにとって聖地巡礼しやすい注目スポットとなっています。
また、深谷市(埼玉県)では2025年5月22・23日および6月12・13日にエキストラ撮影が行われ、警察内部の捜査シーンが実際に撮影されました。
募集要項から、刑事・婦警約50名規模の参加があり、セットは川崎市警察署を模倣した構造だったことも明らかになっています。
さらに、格闘の場面が印象的だった商店街ロケ地として、杉並区和泉の「沖縄タウン杉並和泉明店街」(代田橋駅から徒歩3分)の存在も複数の情報源から裏付けがとれました。
昭和レトロと沖縄テイストが融合するこの商店街は、格闘シーンのリアリティと臨場感を高めています。
本記事では、これら「誘拐の日」 第1話のロケ地に関する最新かつ正確な情報を網羅し、アクセス情報から撮影背景の魅力までを丁寧に解説します。
聖地巡礼を検討中の方やロケ地に興味がある方は、この記事が参考になるはずです。
メイン舞台「七瀬邸」=Re\:PLACE KOISHIKAWA

施設概要とアクセス
「七瀬邸」として第1話冒頭に登場したのは、東京都文京区小石川にある「Re:PLACE KOISHIKAWA」です。
住所は文京区小石川2丁目17‑30で、都営大江戸線・三田線の春日駅から徒歩約10分の立地です。
この施設は元々大正9年に宮大工・樋口久五郎氏により建築された近代和風の邸宅を、現在はスタジオやイベントスペースとして利用されており、茶室や庭園を含む日本家屋の伝統美が今も残っています。
ロケで使われたシーン集
第1話では、この邸宅の屋内・外構ともに重要な役割を果たしています。
誘拐犯の新庄政宗(斎藤工)が凛(永尾柚乃)を連れ込むリビングや通路、庭先の殺人事件現場など、緊迫感あふれる展開がここで紡がれます。
公式のロケ地ガイドによれば、撮影当日は建物の重厚な柱や畳の間が映像美と相まって、ドラマのダークなトーンを際立たせていたとのことです。
なぜここが選ばれたのか?
Re:PLACE KOISHIKAWAがロケ地に選ばれた理由としては、大正期の和モダンな意匠が、昭和・令和の交錯する現代ドラマに独特の“時代を超えた静謐さ”をもたらす点が挙げられます。
同スタジオは過去にも『御上先生』や『ラストマン‑全盲の捜査官‑』など、緊張感あるストーリーで使用実績があり、今回もそのビジュアルとセット構成が演出的にマッチした結果とされています。
潜伏シーン舞台候補「EXけやき坂スタジオ」

セットの特徴と所在地
「誘拐の日」第1話では、新庄政宗(斎藤工)が警察の目を逃れて潜伏する“セット風”の屋内空間として、テレビ朝日・六本木本社1階にある「EXけやき坂スタジオ」がクローズアップされています。
所在地は東京都港区六本木6丁目9‑1、東京メトロ日比谷線「六本木駅」1c出口から徒歩約4分です。
六本木ヒルズ内に位置し、スタジオの広いフロアや高い天井、調光可能なライティング設備を備えているため、緊迫する逃亡・潜伏シーンの舞台として映像演出に適しています。
根拠は?公式or予測か
現在のところ、EXけやき坂スタジオでの撮影はテレビ朝日や制作発表では明記されておらず、あくまで予想の段階です。
しかし、公開された予告編やロングPVで見られる階段状のエスカレーター背景、ガラス張りの大規模セット構造が当該スタジオ内に酷似しているとの分析が多数寄せられています。
また、報道系ロケ地ガイドでも、「セットのような内装」はEXけやき坂内部の構造と一致すると記述されており、視覚的にも信憑性は高いとされています。
他作品での使用例
このEXけやき坂スタジオは、これまでにもドラマや番組の収録・中継で幅広く活用されています。
代表的な例として、ドラマ『おっさんずラブ』第2話では屋内オフィスセットとして登場し、ABEMAの麻雀番組『熱闘!Mリーグ』のスタジオ中継にも使用されました。
これらの実績から、セット構成のアレンジが比較的自由であることが確認されており、『誘拐の日』でも主人公たちの逃亡拠点として適切に再構築できる環境だったと考えられます。
「商店街格闘シーン」舞台=沖縄タウン杉並和泉明店街

実際の商店街ロケ地
「誘拐の日」第1話では、緊迫の格闘シーンが代田橋駅のほど近く、杉並区和泉にある「沖縄タウン杉並和泉明店街」で撮影されました。住所は東京都杉並区和泉1丁目11‑12。
京王線・代田橋駅から徒歩約3分という便利な立地です。
この商店街は昭和時代から続く昔ながらの街並みに、沖縄の文化を取り入れた独特の雰囲気が特徴で、ドラマのリアルな格闘シーンに厚みを与えています。
格闘シーンの見どころ
映像では路地に並んだ店舗を背に新庄(斎藤工)と謎の人物が激しくぶつかりあい、地面をバウンドするような迫力ある演出が見どころです。
歩道と車道の境界、看板やポールの配置、自然光を活かした明暗のコントラストが、格闘の緊張感を増幅しています。
現地は幅が狭く車両も通る路地であり、俳優やスタッフの安全を確保しつつ舞台装置なしに本格アクションを見せるロケハンの巧みさが光ります。
沖縄タウンの歴史背景
杉並区のこの商店街は、沖縄出身者のコミュニティづくりと昭和レトロの復活の一環として整備されました。
もともとは地域の個人商店が軒を連ねる場所でしたが、「沖縄タウン」として地域振興の一役を担っています。
沖縄風の装飾や店舗、食品文化によって独特の風情があり、映画やドラマのロケ地としても注目されはじめており、『誘拐の日』での登場はその象徴的な事例といえます。
警察&潜伏ロケ地「埼玉・深谷市」エキストラ撮影

撮影日程と概要
ドラマ「誘拐の日」第1話に関連する警察署の内部シーンは、埼玉県深谷市内で撮影されました。
具体的には、2025年5月22日・23日、さらに6月12日・13日にもエキストラ募集があり、警察官や刑事役の市民が参加しています。
撮影では、川崎市内の警察署を模したセットを使って、捜査一課や所轄署の内部ロケが行われたとされています。
募集には30〜60代の男性や婦警など約50名規模で参加し、ナイトシーンも含めた丸一日のロケが実施されました。
撮影内容は?
撮影の中心は、誘拐および殺人事件の捜査に当たる刑事たちのシーンで、ドラマの中でも鍵となるやりとりを深谷で収めています。
募集要項には「誘拐事件を追う部署」「捜査一課」「所轄刑事」と明記され、テレビ朝日公式のキャスト(斎藤工、永尾柚乃、深澤辰哉など)との共演も予定されました。
これらの撮影では、逮捕・取り調べ・資料検証など複数の捜査パートが再現されたと推察されており、ドラマ内でもリアリティある警察活動の裏側が描写される見通しです。
公開されている写真・目撃情報
深谷フィルムコミッション公式X(旧Twitter)や、地域情報サイト「さいつう」では、撮影参加者への呼びかけや当日の写真がいくつか速報されています。
特に、Xの投稿では「川本総合支所跡」付近での警察署風ロケであると明記され、現地で複数のエキストラが活動していた様子も窺えます。
現時点でドラマ本編中に該当する施設の映像が確認されており、ロケ地訪問が可能なスポットとしても注目されています。
その他のロケ地・目撃予測スポット

ドラマ予告に映る“廃墟風階段”
予告映像に登場する「廃墟風階段」は、古ビルや倉庫のような無機質な空間で、主人公が追手から逃げる緊迫シーンの舞台として使われています。
具体的な所在地は未発表ですが、ファンによる分析では、都心部の再開発以前に建てられた旧施設跡と構造が一致。
内装の鉄骨剥き出しや崩れかけた壁などが、ロッククライミング的な背景を成しています。
この種の背景は、廃工場や旧倉庫を活用したロケ地でよく見られるため、今後正式な発表が期待されます。
SNS・目撃投稿の傾向
X(旧Twitter)やInstagramでは、放送前から地元住民による撮影目撃情報が散見されました。
特に白昼におけるスタッフの出入り、撮影用備品の搬入風景がキャッチされています。
しかし、投稿内容には詳細住所を記すものはなく、ロケ地の“顔写真”や看板だけをヒントに推測が行われています。
今後の撮影に向けて、同様の付近で再びスタッフを見かけたとの声もあり、ファンの間で巡礼調査が続いている状況です。
今後の追加撮影日程に注目
ドラマ公式SNS(テレビ朝日公式X)では、第1話撮影に続く追加ロケ情報はまだ公表されていません。
ただし、深谷市でのエキストラ募集(6月末)の告知が行われたことから、第2話以降にも現地撮影の可能性が濃厚です。
局側は「追加募集は各地で随時検討中」としており、正式発表を待つべき状況です。
地元フィルムコミッションも「今後も撮影協力の可能性あり」としており、ファンは引き続き最新情報に注目することが推奨されます。
まとめ

「誘拐の日」第1話(7月8日放送)のロケ地を振り返ると、3つの主要スポットが浮かび上がります。
まずは“七瀬邸”の舞台、Re\:PLACE KOISHIKAWA(文京区小石川)。
大正期に建造された和モダン邸宅をスタジオ化したこの施設は、殺人事件の緊張感ある屋内シーンに深みを与えています。
四季の庭園や茶室を併設した重厚な雰囲気が、ドラマのテーマに見事にマッチしています。
次に、沖縄タウン杉並(和泉明店街)での格闘シーン。
代田橋駅近くの路地を活用したこの商店街は、昭和レトロと沖縄文化の融合が印象的です。
実際にアクションを撮影するには狭く自然光が強い構造がうってつけで、新庄と相手役の迫真のぶつかり合いが映えています。
そして、深谷市での警察・捜査シーン。
2025年5月および6月に募集されたエキストラ情報から、川崎市警察署内部を模すセットが撮影されていたことが明らかです。
深谷市内某所で行われたこの撮影には、刑事・婦警約50名が参加したとのことです。
これらの情報から第1話ロケ地を巡る聖地巡礼は、文京区・杉並区・深谷市の3拠点で構成されると断言できます。
アクセス面では順路良好で、まず和モダン邸宅、次に商店街、最後に深谷のセット地を巡るルートがベストです。
筆者感想としては、異なる3つのロケ地がドラマの異なる側面―邸宅の静謐さ、路地裏の緊迫感、警察署の公的雰囲気―を鮮やかに補完しており、ロケ地自体が物語の世界観を強く支えているのを実感しました。
プロットとロケ地の調和が光る今作、今後の撮影地追加にも期待大です!
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