2025年6月26日、フジテレビ系列で放送された特番『潜入!リアルスコープ』では、現代の若者たちが憧れる職業の一つである「インフルエンサー」の育成現場に初めてカメラが入り、その実態が明らかにされました。
番組では、渋谷にあるインフルエンサー育成学校に潜入し、バズる動画の作り方や撮影レクチャー、eggの元専属モデルが講師を務めるメイクの授業など、実践的かつ規格外の授業の様子が紹介されました。
また、出演者たちのコメントからも、インフルエンサー育成学校の魅力や、若者たちの真剣な姿勢が伝わってきました。
この記事では、番組で紹介されたインフルエンサー育成学校の全貌を詳しく解説し、インフルエンサーを目指す方や、その保護者の方々にとって参考になる情報をお届けします。
番組概要と放送内容

放送日時と出演者
『潜入!リアルスコープ』は、2025年6月26日(木)19:00~21:00にフジテレビ系列で放送されました。
出演者は、南海キャンディーズの山里亮太さんをはじめ、伊集院光さん、井森美幸さん、ギャル曽根さん、信子さん(ぱーてぃーちゃん)、本田響矢さんといった多彩なメンバーが揃い、番組を盛り上げました。
進行役は、フジテレビアナウンサーの藤本万梨乃さんが務め、番組全体の進行をスムーズに行いました。
番組のコンセプト
『潜入!リアルスコープ』は、「大人の社会科見学」をコンセプトに、普段は見ることができない場所や職業の裏側に潜入し、その実態を紹介する情報バラエティ番組です。
特殊潜入メカ「リアルスコープ」が、秘密の工場や謎の施設など、あらゆる世界に潜入し、気になる人々やモノ、場所を次々にズームアップしていきます。
目には見えない真実の姿(データ)までも瞬時に映し出し、あらゆる世界を丸裸にしていくという独自の視点で、視聴者に新たな発見を提供しています。
今回の特集内容
今回の放送では、以下の3つの特集が組まれました。
- 「プレミアムなくら寿司・無添蔵 関東初出店の裏側」
- 「一獲千金!?インフルエンサー育成学校」
- 「何を作っているんでしょうかクイズ!」
特に注目を集めたのは、渋谷にあるインフルエンサー育成学校への潜入取材でした。
高校生のなりたい職業ランキングで2位にランクインし、スターになると年収は1億円を超えるなど、一獲千金を狙える夢の職業、インフルエンサー。
そんなインフルエンサーを育てる学校が渋谷にあるということで、バズる動画の作り方や撮影レクチャー、eggの元専属モデルが講師を務めるメイクの授業など、普通の学校とはひと味違う、実践的かつ規格外の授業の様子が紹介されました。
インフルエンサー育成学校の実態

渋谷女子インターナショナルスクール(シブジョ)
渋谷女子インターナショナルスクール(通称:シブジョ)は、2023年4月に開校した通信制サポート校で、東京都渋谷区神宮前に位置しています。
この学校は、「渋谷から世界へ。私の人生は私が決める」というキャッチフレーズのもと、英会話、動画制作、SNSマーケティングなど、現代のデジタルスキルを学びながら高卒資格を取得できる教育機関です。
校長には、ギャル雑誌『egg』の元編集長である赤荻瞳氏が就任しており、彼女の経験を活かした実践的なカリキュラムが特徴です。
校舎は、東急プラザ表参道「オモカド」の4階にあり、アクセスも良好です。
在籍する生徒は、地方から上京して寮生活を送る者も含め、多様なバックグラウンドを持つ若者たちで構成されており、互いに刺激を受けながら学んでいます。
実践的な授業内容
シブジョのカリキュラムは、実践的なスキル習得に重点を置いています。
英会話では、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンや、オンラインでの実践的な会話練習を通じて、コミュニケーション能力の向上を図っています。
動画制作の授業では、スマートフォンアプリ「CapCut」を用いた編集技術の習得や、SNSでの効果的な発信方法を学びます。
また、セルフプロデュース講座では、自分の強みを見つけ、それを戦略的にアピールする方法を学び、インフルエンサーとしての自己表現力を高めています。
さらに、韓国語の授業では、韓国のエンターテインメントを通じて実践的な会話力を養うなど、多彩なプログラムが用意されています。
校長と学校の特徴
校長の赤荻瞳氏は、若者文化を牽引してきた雑誌『egg』の元編集長として知られ、ギャルカルチャーの復興に貢献してきました。
彼女の経験を活かし、シブジョでは、実社会で即戦力となるスキルの習得を目指す教育が行われています。
また、企業との連携プログラムも積極的に実施されており、生徒たちは実際のビジネス現場での経験を通じて、社会で活躍するための実践力を養っています。
例えば、渋谷未来デザインとの連携プログラムでは、アイデアの創出から社会実装までのプロセスを学ぶ機会が提供されています。
このように、シブジョは、現代のデジタル社会で求められるスキルと実践力を兼ね備えた人材の育成を目指しています。
番組で紹介された授業の様子

SNS発信力を高めるトレーニング
番組では、渋谷女子インターナショナルスクール(シブジョ)で行われているSNS発信力を高めるトレーニングの様子が紹介されました。
生徒たちは、人気YouTuberやTikTokerから直接指導を受け、動画の企画立案から撮影、編集、投稿までの一連の流れを学んでいます。
授業では、バズる動画の作り方や撮影レクチャーが行われ、生徒たちは実践的なスキルを身につけています。
また、SNSでの効果的な発信方法やフォロワーとのコミュニケーション術など、実際の現場で役立つ知識も提供されています。
このような実践的なトレーニングを通じて、生徒たちは自らの発信力を高め、インフルエンサーとしての基礎を築いています。
メイクや動画編集の実践指導
シブジョでは、eggの元専属モデルが講師を務めるメイクの授業が行われています。
この授業では、トレンドを取り入れたメイク技術や、自分自身の魅力を引き出す方法などが指導されています。
また、動画編集の授業では、スマートフォンアプリを活用した編集技術や、視聴者の興味を引く演出方法など、実践的なスキルが教えられています。
生徒たちは、これらの授業を通じて、自己プロデュース力を高め、インフルエンサーとしての表現力を磨いています。
生徒たちのリアルな日常
番組では、シブジョに通う生徒たちのリアルな日常も紹介されました。
地方から上京し、寮生活を送りながら学ぶ生徒や、SNSでの発信活動と学業を両立させる生徒など、さまざまな背景を持つ若者たちが集まっています。
彼らは、授業で学んだスキルを活かし、日々SNSでの発信を行いながら、自らの夢に向かって努力を重ねています。
また、仲間同士で切磋琢磨し、互いに刺激を受けながら成長していく姿も描かれており、インフルエンサーを目指す若者たちの熱意と情熱が伝わってきました。
出演者のコメントと感想

山里亮太のコメント
番組MCを務めた山里亮太さん(南海キャンディーズ)は、放送前のコメントで「とにかくお腹が減る放送になると思いますので、お気をつけくださいとだけ予告しておきます(笑)」と語り、視聴者に向けてユーモアを交えたメッセージを送りました。
また、インフルエンサー育成学校の取材については、「若者たちの情熱や努力に触れ、非常に刺激を受けました。彼らの未来が楽しみです」と感想を述べ、若者たちの姿勢に感銘を受けた様子でした。
本田響矢のコメント
俳優の本田響矢さんは、番組出演後のインタビューで「身近にあるけど知らないことがたくさん知れて、すごく楽しかったです。おいしいお寿司も試食でいただけましたし、VTRで(故郷の)福井もでてきて、気持ち的には地元に帰れました(笑)」と語り、番組の内容を楽しんだ様子を見せました。
また、インフルエンサー育成学校の取材については、「若者たちの真剣な姿勢に心を打たれました。彼らの夢を応援したいです」と感想を述べ、若者たちへのエールを送りました。
伊集院光のコメント
タレントの伊集院光さんは、番組出演後のコメントで「インフルエンサー育成学校見て、若者のこんな文化があるんだってちょっと涙腺緩んだりしましたね」と語り、若者たちの姿に感動した様子を見せました。
また、番組全体については、「普段見ることのできない世界を知ることができて、とても興味深かったです」と感想を述べ、番組の内容に満足した様子でした。
まとめ

『潜入!リアルスコープ』で特集された渋谷女子インターナショナルスクール(シブジョ)は、インフルエンサーを目指す若者たちにとって、実践的なスキルを学べる貴重な教育機関であることが明らかになりました。
番組では、SNS発信力を高めるトレーニングや、eggの元専属モデルが講師を務めるメイクの授業、動画編集の実践指導など、シブジョで行われている多彩な授業の様子が紹介されました。
また、出演者たちのコメントからも、インフルエンサー育成学校の魅力や、若者たちの真剣な姿勢が伝わってきました。
インフルエンサーを目指す方や、その保護者の方々にとって、シブジョのような実践的な教育機関は、夢を実現するための大きな一歩となるでしょう。
今後も、こうした新しい職業や教育の現場に注目していきたいと思います。
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