近年、お笑い界で注目を集める若手芸人・友田オレさん。
福岡県出身の彼は、早稲田大学に通いながら芸人としてのキャリアを築いており、そのユニークな芸風や活躍ぶりに多くの人が関心を寄せています。
彼が芸人を志したきっかけには、家族の存在が大きく関わっています。
特に、父親の影響でお笑いに興味を持ち、祖母の「刹那に生きる」という教えが彼の信念となり、芸人としてのスタイルを確立する原動力となっています。
また、YouTubeでのネタ動画が話題となり、さらにテレビ番組にも出演。
『R-1グランプリ2025』での優勝など、賞レースでも実績を重ねるなど、その活躍は目覚ましいものがあります。
この記事では、そんな友田オレさんのこれまでの経歴や、家族とのエピソード、さらには今後の展望に至るまで、最新の情報を交えつつ詳しくご紹介します。
お笑いファンはもちろん、若手芸人に関心のある方にも必見の内容です。
福岡から早稲田へ──友田オレの生い立ち

福岡県出身、久留米大学附設高等学校を卒業
友田オレさんは、2001年7月20日、福岡県に生まれました。
地元の名門校である久留米大学附設高等学校を卒業しています。
この学校は、堀江貴文さんや孫正義さんといった著名人を輩出しており、偏差値75を誇る難関校として知られています。
在学中はサッカー部に所属し、スポーツにも熱心に取り組んでいました。
高校の文化祭で初めて人前で漫才を披露し、観客の笑いを得たことで、人を笑わせる喜びを実感したといいます。
早稲田大学文化構想学部に進学
高校卒業後、友田さんは早稲田大学文化構想学部に進学しました。
同学部は偏差値62.5~70.0と高い学力が求められることで知られています。
進学先を選ぶ際、上京してお笑い活動を本格化させたいという思いから、早稲田大学を志望したといいます。
大学2年生の夏から、お笑いサークル「早稲田大学お笑い工房LUDO(ルード)」の活動を本格的に開始しました。
このサークルは、ハナコの岡部大さんやラパルフェの都留拓也さんなど、多くの芸人を輩出していることで有名です。
お笑いサークル「LUDO」での活動開始
LUDOに所属した友田さんは、精力的にお笑い活動を展開しました。
当初は「鳥類センター」というコンビで活動していましたが、その後ピン芸人としての道を歩み始めます。
サークル内外のライブやイベントに積極的に参加し、独自の芸風を磨いていきました。
また、同期のピボット福田さんと共に「Let Me Show You THE まごころ」というコンビを結成し、漫才にも取り組んでいます。
このように、大学生活とお笑い活動を両立させながら、多彩な経験を積み重ねてきました。
芸人としての軌跡

YouTubeでのネタ配信と話題性
友田オレさんは、2022年3月に自身のYouTubeチャンネルにネタ動画を投稿し始めました。
特に、同年3月に公開した『私の彼は左きき』の替え歌ネタは、10万回以上再生されるなど大きな注目を集めました。
この動画がきっかけとなり、お笑いファンや業界関係者からの関心が高まりました。
その後も定期的にネタ動画を配信し、独自の芸風とセンスで視聴者を魅了し続けています。
テレビ出演と賞レースでの活躍
YouTubeでの活躍が評価され、2022年6月には日本テレビの情報番組『スッキリ』の「一押し芸人」コーナーでテレビ初出演を果たしました。
さらに、同年8月にはTBSの『あらびき団』にも出演し、その独特なネタで視聴者の笑いを誘いました。
賞レースにおいても、2023年7月に開催された『第44回ABCお笑いグランプリ』で決勝進出を果たし、若手芸人の中でも注目の存在となりました。
また、2025年3月には『R-1グランプリ2025』で優勝し、史上最多エントリー数となる5511人の中から頂点に立ちました。
コンビ「Let Me Show You THE まごころ」としての活動
ピン芸人としての活動に加え、友田さんは早稲田大学のお笑いサークル「LUDO」の同期であるピボット福田さんと共に、コンビ「Let Me Show You THE まごころ」を結成しました。
このコンビは、2021年11月11日に結成され、M-1グランプリ2022では2回戦進出、2023年には準々決勝進出と着実に成果を上げています。
しかし、福田さんの多忙さを考慮し、2024年4月以降はライブ出演の頻度を調整しながら活動を続けています。
家族との関係性

父親の応援と母親の心配
友田オレさんの父親は、メディア関係の仕事に従事しており、家族で「爆笑レッドカーペット」を視聴する際、フルーツポンチさんのネタで大笑いしていたことが印象的だったといいます。
普段は冷静な父親が笑う姿を見て、友田さんはお笑いの素晴らしさを感じたそうです。
一方、母親は息子の芸人としての道を心配しつつも、温かく見守っていると伝えられています。
祖母の影響──好きな言葉「刹那に生きる」
友田さんは、祖母の影響で「刹那に生きる」という言葉を好んでいます。
この言葉は、今この瞬間を大切にし、全力で生きることの重要性を教えてくれた祖母の教えとして、友田さんの人生観や芸風にも影響を与えています。
家族の支えがもたらした芸人への道
家族全体の理解と支えが、友田さんが芸人としての道を歩む大きな原動力となっています。
父親の影響でお笑いに興味を持ち、祖母の教えで人生観を育み、母親の見守りで安心して挑戦できる環境が整っていたことが、現在の活躍につながっています。
独自の芸風と今後の展望

歌とフリップを融合させたネタの特徴
友田オレさんの芸風は、歌とフリップネタを組み合わせた独自のスタイルが特徴です。
彼は、ミュージシャンの清水遊さんと協力し、オリジナルの楽曲を制作。
その楽曲に合わせてフリップを用いることで、視覚と聴覚の両方から観客を楽しませるネタを披露しています。
この手法は、従来の歌ネタやフリップ芸とは一線を画し、新鮮な笑いを提供しています。
憧れの先輩芸人と目指す方向性
友田さんは、憧れの先輩芸人としてサイクロンZさんの名前を挙げています。
彼の影響を受けて芸人を志した友田さんは、自身も「幅広い世代に愛される芸人」を目指しています。
具体的には、バラエティ番組やドラマへの出演、大食い番組への挑戦など、多方面での活躍を視野に入れています。
今後の目標と挑戦
今後の目標として、友田さんは「コント番組のレギュラー出演」を挙げています。
自身が視聴者として楽しんできたコント番組に出演することで、多くの人に笑いを届けたいと考えています。
また、情報番組のリポーターなど、新たなジャンルへの挑戦も視野に入れており、枠にとらわれない芸人としての活動を続けていく意向です。
まとめ

友田オレさんは、福岡県出身の現役早稲田大学生でありながら、独自の芸風でお笑い界に新風を吹き込んでいます。
幼少期からお笑いに親しみ、高校時代の文化祭で漫才を披露した経験が、芸人を志すきっかけとなりました。
早稲田大学文化構想学部に進学後、お笑いサークル「LUDO」に所属し、本格的な活動を開始。
歌とフリップを組み合わせた独特のネタで注目を集め、YouTubeでの動画配信やテレビ出演を通じて、その才能を発揮しています。
家族の支えも大きく、特に祖母の教えである「刹那に生きる」という言葉を胸に、日々精進しています。
今後は、コント番組のレギュラー出演や新たなジャンルへの挑戦を目指し、さらなる飛躍が期待されます。
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