近年、世界のセレブやアスリートの間で注目を集めている「アイスバス(氷風呂)」。
その冷水療法は、疲労回復や筋肉痛の軽減、さらには免疫力の向上など、多岐にわたる健康効果が期待されています。
2025年3月1日放送の『有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉』では、神奈川県葉山町での「真冬ベランダ氷風呂」や、日本で70年続く「伝統のアイスバス」などが特集され、その魅力が紹介されました。
この記事では、番組で取り上げられた内容を振り返りつつ、神奈川県内でアイスバスを体験できるスポットや、その効果、注意点について詳しく解説します。
これからアイスバスを始めてみたいと考えている方や、その効果に興味を持っている方々にとって、有益な情報をお届けします。
『有吉ジャポンⅡ』で紹介された神奈川のアイスバス事情

葉山町の「真冬ベランダ氷風呂」体験
2025年3月1日放送の『有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉』では、神奈川県葉山町での「真冬ベランダ氷風呂」体験が紹介されました。
この企画では、お笑いコンビ・オダウエダの植田さんが、真冬の寒空の下、自宅のベランダに設置した氷風呂に挑戦しました。
氷を大量に投入した浴槽に浸かることで、身体が冷却され、心身のリフレッシュ効果が期待できるとされています。
植田さんは初めての体験に緊張しつつも、入浴後には爽快感を感じたと語っていました。
70年続く「伝統のアイスバス」とは?
同番組内では、日本で70年以上続く「伝統のアイスバス」も取り上げられました。
この伝統的な氷風呂は、特定の地域や団体で長年にわたり受け継がれており、健康増進や精神修養の一環として行われてきました。
具体的な場所や団体名は明かされませんでしたが、参加者たちは厳寒の中で氷水に浸かることで、心身を鍛える修行として実践しているとのことです。
このような長い歴史を持つアイスバスの存在は、日本における冷水療法の深い文化的背景を示しています。
お笑いコンビ・トム・ブラウンの氷風呂チャレンジ
さらに、番組ではお笑いコンビ・トム・ブラウンの二人が、水温1度の氷風呂に挑戦する企画が放送されました。
極寒の環境での入浴は過酷であり、二人は入水前から不安を隠せない様子でした。
しかし、意を決して氷風呂に入ると、その冷たさに驚きつつも、入浴後には「体がシャキッとした」「頭がスッキリした」と感想を述べていました。
この体験を通じて、アイスバスの持つリフレッシュ効果やメンタル面での影響が視聴者にも伝わったことでしょう。
神奈川県内でアイスバスを体験できるスポット

鎌倉マインドフルカレッジのアイスバスプログラム
神奈川県鎌倉市に位置する「鎌倉マインドフルカレッジ」は、ヴィム・ホフ・メソッドを取り入れたアイスバスプログラムを提供しています。
このメソッドは、オランダ出身のヴィム・ホフ氏が考案したもので、呼吸法、冷水療法、マインドセットを組み合わせ、免疫力の向上やストレス軽減を目指す健康法として知られています。
同施設では、角氷150個を使用したアイスバスに挑戦するプログラムを実施しており、世界のアスリートやセレブが実践するこの健康法を体験することができます。
参加者は、専門のインストラクターの指導のもと、呼吸法やメンタルコントロールを学びながら、冷水に浸かることで心身のリフレッシュを図ります。
このプログラムは、初心者から経験者まで幅広く対応しており、健康増進や自己成長を目指す方々に支持されています。
横浜市の「ぴーすふるファーム」でのワークショップ
横浜市港北区に位置する「ぴーすふるファーム」は、都市部にありながら自然と触れ合えるスペースを提供している施設です。
同施設では、ヴィム・ホフ・メソッドのワークショップを開催しており、呼吸法とアイスバスの体験を組み合わせたプログラムを提供しています。
参加者は、呼吸法を通じて身体をリラックスさせた後、氷を入れた水風呂に浸かることで、身体の限界を超える体験をします。
このワークショップは、身体的・精神的なリフレッシュを求める方々に人気があり、多くの参加者から高い評価を得ています。
八丈島でのアイスバス&呼吸法プログラム
東京都八丈島にある「Island and office 八丈島」では、経営者や役員を対象としたアイスバスと呼吸法のプログラムが提供されています。
このプログラムは、ヴィム・ホフ・メソッドをベースに、氷風呂、呼吸法、瞑想を組み合わせ、参加者のパフォーマンス向上やメンタルヘルスの改善を目指しています。
豊かな自然環境の中で行われるこのプログラムは、日常の喧騒から離れ、自身の内面と向き合う貴重な機会として、多くのビジネスパーソンから注目されています。
これらの施設やプログラムは、アイスバスを通じて心身の健康を追求する方々にとって、貴重な体験の場を提供しています。
興味のある方は、各施設の公式サイトやSNSをチェックし、最新のプログラム情報や予約方法を確認することをおすすめします。
アイスバスの効果と注意点

アイスバスの主な効果
アイスバス(氷風呂)は、アスリートやフィットネス愛好家の間で、運動後のリカバリー手段として広く利用されています。
その主な効果として以下が挙げられます。
- 炎症の軽減と筋肉の回復促進
激しい運動後、筋肉には微細な損傷が生じ、炎症が発生します。アイスバスに浸かることで、血管が収縮し、炎症を抑える効果が期待できます。
これにより、筋肉の回復が促進され、遅発性筋肉痛(DOMS)の軽減にもつながります。 - 血行促進
冷水による血管の収縮と、その後の拡張により、血液循環が活性化されます。
これにより、老廃物の排出が促進され、必要な栄養素や酸素が筋肉に効率的に供給されます。 - 体温の迅速な低下
高温環境下での運動や高強度のトレーニング後に上昇した体温を迅速に下げることで、熱中症などのリスクを軽減します。 - リラクゼーション効果
冷水に浸かることで、副交感神経が優位になり、心身のリラックスが促進されます。
これにより、ストレスの軽減や睡眠の質向上が期待できます。
アイスバスを行う際の注意点
アイスバスには多くのメリットがありますが、安全に実施するための注意点も重要です。
- 適切な温度と時間の設定
一般的に、アイスバスの水温は11~15℃が推奨されており、浸かる時間は8~10分程度が適切とされています。
過度に低い温度や長時間の浸漬は、低体温症やその他の健康リスクを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。 - 体調の確認
心疾患や高血圧、糖尿病などの既往症がある場合、アイスバスの利用は避けるか、事前に医師と相談することが重要です。 - 徐々に慣らす
初めてアイスバスを試す場合、最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばすことで、身体を冷水に慣らしていくことが推奨されます。 - 適切な準備と終了後のケア
アイスバスに入る前に身体を温めておくと、冷たさを感じにくくなります。
終了後は、体を温め、必要に応じて水分補給を行い、体調を整えることが大切です。
アイスバス後のケア
アイスバスから上がった後のケアも、リカバリー効果を高めるために重要です。
- 体を再び温める
冷水から上がった後は、温かいシャワーや衣服で体温を適切に戻すことが必要です。
これにより、血流が正常化し、筋肉の回復が促進されます。 - 水分補給
冷水療法後は、体内の水分バランスが変化する可能性があるため、適切な水分補給を心掛けることが重要です。 - 軽いストレッチ
アイスバス後に軽いストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、血行をさらに促進する効果があります。
これらの注意点とケアを守ることで、アイスバスの効果を最大限に引き出し、安全にリカバリーを行うことができます。
まとめ

アイスバスは、近年世界のセレブやアスリートの間で注目されている健康法であり、神奈川県内でもその体験が可能なスポットが増えています。
2025年3月1日放送の『有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉』では、神奈川県葉山町での「真冬ベランダ氷風呂」や、日本で70年続く伝統的なアイスバスが紹介され、その効果や魅力が伝えられました。
また、鎌倉市の「鎌倉マインドフルカレッジ」では、ヴィム・ホフ・メソッドを取り入れたアイスバスプログラムが提供されており、角氷150個を使用した本格的な体験が可能です。
横浜市の「ぴーすふるファーム」でも、呼吸法とアイスバスを組み合わせたワークショップが開催され、心身のリフレッシュを求める方々に好評です。
アイスバスは、免疫力の向上や血行促進、メンタルヘルスの改善など多くの効果が期待できますが、実施する際は専門家の指導のもと、体調管理や適切な温度・時間の設定など、安全面に十分配慮することが重要です。
興味のある方は、これらの施設やプログラムを活用し、アイスバスの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
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