お笑いコンビ・ロッチの中岡創一さんとコカドケンタロウさんは、2024年11月23日放送の『人生最高レストラン』に出演し、これまで明かされていなかった芸人引退の過去やコンビ結成の秘話を語りました。
中岡さんは、22歳の時に結婚を考え芸人を一時引退し、自動車部品工場で働いていた経験を持ちます。
一方、コカドさんも相方の失踪という困難に直面しましたが、二人は沖縄旅行をきっかけに再会し、ロッチを結成することとなりました。
彼らの波乱万丈な芸人人生や、解散の危機を乗り越えたエピソードは、多くの視聴者に驚きと感動を与えています。
本記事では、ロッチの過去の決断やエピソードを詳しくご紹介します。
ロッチ中岡創一、結婚を考え一時芸人引退を決意
初めての彼女との出会いと結婚への思い
中岡創一さんは、20歳を過ぎて初めて彼女ができました。
彼女との交際を通じて結婚を強く意識するようになり、芸人としての活動を一時休止し、結婚資金を貯めるために自動車部品工場での勤務を選択しました。
しかし、28歳の時にプロポーズを試みたものの、彼女から「結婚には興味がない」と断られてしまいました。
その後、彼女は別の男性と結婚したといいます。
芸人引退と自動車部品工場での勤務
結婚を考えた中岡さんは、22歳で芸人を引退し、父親のコネで愛知県豊田市の自動車部品工場「サンコール広瀬工場」に就職しました。
そこで5年間勤務し、結婚資金を貯めるために努力を重ねました。
この工場での経験は、後にテレビ番組「工場へ行こう3」でも語られています。
プロポーズの失敗とその後の心境
28歳でプロポーズを決意した中岡さんでしたが、彼女からの返答は「結婚には興味がない」というものでした。
この出来事は中岡さんに大きなショックを与えましたが、その後、彼女が別の男性と結婚したことを知り、さらに心境は複雑なものとなりました。
しかし、この経験を経て、中岡さんは再び芸人としての道を歩む決意を固めました。
相方・コカドケンタロウとの運命的な再会
コカドの相方失踪と中岡への連絡
2005年、コカドケンタロウさんは当時の相方が突然失踪するという事態に直面しました。
一方、中岡創一さんも同時期にプロポーズの失敗で深い失意の中にいました。
そんな中、コカドさんは中岡さんに連絡を取り、共に沖縄旅行に行くことを提案しました。この旅行は、二人にとって大きな転機となりました。
沖縄旅行での友情とコンビ結成の決意
沖縄旅行中、コカドさんと中岡さんは深い友情を育みました。
特に中岡さんにとって、この旅行は非常に楽しいものであり、失意から立ち直るきっかけとなりました。
旅行後、コカドさんは中岡さんに新しい相方になってほしいと誘い、二人はコンビ「ロッチ」を結成することを決意しました。
ロッチ結成後の初期の苦労と挑戦
ロッチ結成後、二人は新たな挑戦の日々を送りました。
特に2008年の「キングオブコント」では、1本目のネタで高得点を獲得するも、2本目で失敗し、優勝を逃すという経験をしました。
この出来事は「ロッチ現象」と呼ばれ、彼らの転機となりました。
『人生最高レストラン』で明かされた解散宣言の真相
ネタ覚えの難しさと音量・滑舌の問題
ロッチの中岡創一さんは、過去にネタを覚えることに苦労し、何度も間違える時期がありました。
この状況に対し、相方のコカドケンタロウさんは怒ることなく、中岡さんの負担を軽減するために、手紙や作文を読む形式のネタを考案しました。
しかし、中岡さんはそのネタでも読み間違いをしてしまい、さらに自信を喪失する結果となりました。
解散を考えた背景と再起への道
ネタの失敗が続いたことで、中岡さんは自信を失い、コカドさんに解散を切り出すまで追い詰められました。
しかし、コカドさんは解散を拒否し、中岡さんを支える姿勢を示しました。
この出来事をきっかけに、二人は再び力を合わせ、コンビとしての活動を続ける決意を固めました。
崖っぷちからの大逆転劇と現在の活躍
解散の危機を乗り越えたロッチは、その後も試行錯誤を重ね、独自のスタイルを確立しました。
彼らのネタは、ゆるい雰囲気ながらも計算された面白さが特徴で、多くのファンから支持を受けています。
現在では、テレビやライブでの活躍を続け、お笑い界で確固たる地位を築いています。
ロッチの趣味とプライベートエピソード
コカドの本格的なミシン趣味と作品紹介
ロッチのコカドケンタロウさんは、2022年から趣味としてミシンを始め、その腕前はプロ顔負けと評されています。
彼は自身のInstagramで、手作りのパンツやシャツ、ショートパンツなどの作品を公開しており、その完成度の高さが話題となっています。
また、コカドさんは自身のYouTubeチャンネルやInstagramで、ミシンを使った作品作りの様子をライブ配信しており、視聴者と一緒に制作を楽しむ姿勢が多くのファンから支持を受けています。
中岡の同級生・辻くんとの友情秘話
中岡創一さんは、奈良県橿原市立大成中学校時代の同級生である辻くんとの友情を大切にしています。
辻くんは中岡さんの人生に大きな影響を与えた人物であり、彼とのエピソードは中岡さんの人柄や価値観を形成する上で重要な要素となっています。
具体的なエピソードは公表されていませんが、彼らの友情は現在も続いており、中岡さんの活動を支える一つの柱となっています。
奈良のソウルフード「サラダ寿司」と思い出
中岡創一さんの出身地である奈良県橿原市では、「サラダ寿司」という独特の料理が親しまれています。
これは、酢飯の上に色とりどりの具材を乗せた華やかな寿司で、家庭や地域の行事でよく作られます。
中岡さんも幼少期からこの料理に親しんでおり、故郷の味として大切にしています。
彼はテレビ番組などでこの料理を紹介し、奈良の食文化を広める活動にも貢献しています。
まとめ
ロッチの中岡創一さんとコカドケンタロウさんは、芸人としての道を歩む中で、数々の試練と挑戦を経験してきました。
中岡さんは、20代前半に結婚を考え一時芸人を引退し、自動車部品工場で働くなど、波乱万丈な人生を送ってきました。
一方、コカドさんも相方の失踪という困難に直面しましたが、二人は沖縄旅行をきっかけに再会し、ロッチを結成することとなりました。
彼らは『人生最高レストラン』で、ネタ覚えの難しさや解散を考えた過去、そして再起への道のりを赤裸々に語りました。
特に、ネタの失敗が続いた際、中岡さんが解散を切り出したものの、コカドさんの支えによりコンビを続ける決意を固めたエピソードは、多くの視聴者に感動を与えました。
また、コカドさんの本格的なミシン趣味や、中岡さんの同級生・辻くんとの友情秘話、奈良のソウルフード「サラダ寿司」にまつわる思い出など、プライベートな一面も披露され、彼らの人間味あふれる魅力が伝わってきます。
これらの経験を経て、ロッチは現在も多くのファンから支持を受け、テレビやライブで活躍を続けています。
彼らの歩んできた道のりは、困難を乗り越えたからこそ輝きを増しており、今後のさらなる飛躍が期待されます。
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