佐賀県多久市に2024年12月14日、自宅ガレージを改装して誕生した「Coffee Roast HONO」。
ここは、パティシエ専門学校を卒業して自家焙煎と菓子づくりに取り組んだ店主、江口浩二さんが、24歳で逝った娘・穂花さんとの“約束”を胸に開いたカフェです。
2025年6月21日にはテレビ朝日の人気番組『人生の楽園』で全国放送され、温かな物語と“穂花さんへの思い”が画面越しに伝わり、放送後すぐに注目度が急上昇しました。
「Coffee roast HONO」という店名には、“HONO=穂花さん”への想いが込められており、店内には家族の写真やお客さんに向けた優しいメッセージが自然と共鳴しています。
JR多久駅南口から徒歩約3分の場所に佇むこのカフェは、アクセスの良さとともに、火・水曜定休・10:00〜18:00の営業体制で、昼下がりに訪れるのにぴったりの時間帯設定です。
提供されるコーヒーは、店内焙煎による香り高い一杯で、「冷めても雑味がない」と地元ファンからの高評価を得ています。
また、Instagram(@coffee\_roast\_hono)では、焼き菓子や季節のスイーツ、かき氷や自家製レモネードなど、定期的に新メニューが投稿され、訪れる度に新しい体験ができることが魅力です。
この記事では、読者に向け、全国放送の背景、最新メニュー、店舗のこだわり、アクセス情報などを整理。
感動的なストーリーと地域に根ざすカフェの魅力をすべてお届けします。
ぜひ最後までご覧ください。
Coffee roast HONOとは?誕生の物語

娘・穂花さんとの「いつかカフェをやろう」の約束
多久市にある自宅ガレージを改装し、カフェ開業に至ったのは、57歳の店主・江口浩二さんが24歳で亡くなった娘・穂花さんとの「家族でカフェを開こう」という大切な約束があったからです。
穂花さんが具合を悪くした時から、その夢は家族の心に深く刻まれました。
彼女の願いを叶えるために、専門学校での学びと技術を生かし、自宅を一歩ずつカフェへと変えていったのです。
店主江口浩二さんの会社退職とパティシエ専門学校への挑戦
娘との約束を果たすため、江口さんは35年間勤めた会社を退職し、製菓・パティシエを学ぶために西九州大学佐賀調理製菓専門学校へ入学しました。
そこでは、菓子作りを基礎から学び、開業に必要な知識と技術を身につけました。
そして卒業から約1カ月後、専門学校で培った腕を武器にカフェ設立へと踏み切ったのです。
2024年12月14日オープン=穂花さんの誕生日に合わせた開業
2024年12月14日、待望の「Coffee Roast HONO」はオープンしました。
この日は、故・穂花さんの誕生日であり、家族と同級生、地域の方々が集まって祝福。
店名の「HONO」は彼女を思い浮かべて付けられたもので、オープン日を娘の生まれた日に合わせることで、彼女との絆を強く感じられる特別な日となりました。
テレビ番組&メディア掲載で広がる反響

「人生の楽園」2025年6月21日放送で全国紹介
2025年6月21日(土)放送のテレビ朝日「人生の楽園」にて、多久市の Coffee Roast HONOが特集されました。
番組タイトルは「約束を力に ~佐賀県多久市~」で、娘・穂花さんとの“約束”を胸に歩み出したご夫婦の姿が、ひとりの父親の想いがカフェとして形になっていく過程とともに丁寧に描かれました。
放送では、穂花さんとの出会いからパティシエ専門学校への挑戦、そして2024年12月14日のオープンまでのストーリーを振り返り、感動的な再出発を全国に届けました。
佐賀テレビ・FNNなど地域報道で心温まるストーリーが紹介
地元・佐賀テレビ(佐賀TV)では2024年12月16日、穂花さんが亡くなってからの家族の歩みを報道。
特に「がんと闘い天国へ…24歳で亡き娘との約束 57歳父がカフェ開店」という見出しで大きく取り上げられ、地元の温かな反応も紹介されました。
家族の絆と地域の支えに焦点が当てられ、「娘の同級生が手伝ったこと」「地域の声援で賑わう様子」など、ローカルならではの協力体制まで網羅。
心が温まるストーリーとして視聴者から高い評価を獲得しています。
SNSでの注目と地元ファンの声(Instagram, Facebook投稿など)
公式Instagram(@coffee\_roast\_hono)では、オープン以降、自家焙煎のコーヒーや季節の焼き菓子を次々と紹介する投稿が続いており、地元の方々から「駅近で落ち着く雰囲気が良い」「娘さん思いの素敵なストーリー」といったコメントが寄せられています。
さらにFacebookでも「多久駅南口から歩いてすぐ、寄り道したくなる隠れ家カフェ」と実際に訪れた投稿があり、地域に定着しつつある様子がうかがえます。
これらSNS上の口コミは、まだ全国放送前にも関わらず早くもファンを獲得し、今後の観光や地域交流の起点として期待されています。
最新メニュー&店の魅力

自家焙煎コーヒー—香り高い一杯のこだわり
「Coffee Roast HONO」では、店内で丁寧に焙煎したスペシャルティコーヒーを提供しています。
オープン以来、Instagram(@coffee\_roast\_hono)にて“焙煎したて”の豆を紹介し、深く香ばしいアロマと一口の余韻が評判を呼んでいます。
常連客からは「豆の新鮮さが違う」「冷めても雑味を感じない」と声が挙がっており、まさに一杯の満足感にこだわっている証です。
季節限定スイーツ&焼き菓子—ラム酒香る大人仕様など
季節ごとに登場するスイーツも“主役級”。
直近ではラム酒を効かせたパウンドケーキや、しっとり食感のガトーショコラが登場し、Instagramの人気投稿にランクイン。
特に夕方に店内を包むラムの香りには、地元客から「大人向けの味わいが嬉しい」と好評の声が上がっています。
また、焼き菓子は一つ一つ手作りされており、コーヒーとの相性を追求している点でも他店以上の魅力を備えています。
SNS告知される新メニュー(レモネード・かき氷・クレープなど)
Instagram投稿では、定番コーヒー・焼き菓子に加え、暑い季節限定のドリンクも積極的に発信中です。
例えば、初夏には“自家製レモネード”や、暑い日にぴったりの“かき氷”、サクッと軽い“クレープ”が登場し、彩りや盛り付けも視覚的に映える内容で話題を呼んでいます。
これら新メニューは、ただ美味しいだけでなく、季節を感じられる工夫に富んでおり、訪れるたびにワクワク感があると評価されています。
店舗情報とアクセス完全ガイド

住所・営業時間・定休日(火・水曜定休/10時~18時)
「Coffee Roast HONO」の所在地は、佐賀県多久市北多久町大字小侍5866で、JR多久駅南口から歩いて3分ほどの利便性の高い場所にあります([miyakatsuha.com][1])。
営業時間は10:00から18:00までで、火曜と水曜が定休日です([sekaimeshi-japan.com][2])。この営業時間設定は、地元住民や観光客から日中の利用に非常に便利だという声が多数寄せられており、午後のひとときをゆったり過ごすのに最適です。
駐車場と駅からの徒歩ルート(多久駅南口より徒歩約3分)
店舗前には約3台分の駐車スペースが用意されており、車利用の方も安心して訪問できます。
駅を利用する場合は、JR多久駅の南口から徒歩約3分。南口を出たらまっすぐ少し進むだけで視界に現れるガレージ改装の店舗は、初めての方でも迷わず辿り着けるアクセスの良さが魅力です。
店内の雰囲気—穂花さんの写真と地域とのつながりを感じる空間
店内には父・江口浩二さんと母・美千代さんが大切にする、亡き娘・穂花さんの写真が自然に飾られています。
写真や店名「HONO」に込められた想いが、訪れる人の心をそっと包み込む温かさを醸し出しています。
また、木の温もりを生かした内装や、カウンター席とテーブル席が絶妙に配置され、地域の常連客や一見さんがふらりと立ち寄れる親しみやすい空間として地域に溶け込んでいる点も特徴です。
まとめ:心に染みる“約束”と香り高い一杯のある場所

「人生の楽園」で紹介されたCoffee Roast HONOは、父・浩二さんが娘・穂花さんとの約束を胸に、自ら自家焙煎を学び、門出の地として多久市に立ち上げた温かいカフェです。
その物語が、多くの人々の心を打ち、全国放送を機に注目が一気に高まりました。
店内で提供されるコーヒーは、その一片一片に深い意味が込められています。
焙煎したての豆の芳ばしさは、地元客から「冷めても雑味がない」と絶賛され、Instagramでも香りまで伝わってくるようなビジュアルが話題です。
さらに、季節ごとに手作りされる焼き菓子や大人向けのラム酒香るスイーツも好評で、コーヒーとの相性を徹底的に追求している点が他にはない魅力です。
アクセスはJR多久駅南口から徒歩3分、駐車場も約3台分あり非常に利便性が高い立地です。
火・水曜日が休業日ということで、訪問の際には注意が必要ですが、そこを選び抜かれた営業日に訪れることで、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
個人的な印象としては、単なる“おいしいカフェ”という枠を超え、「約束を果たすために生まれた場所」というストーリー性と、一杯へのこだわり、地域とのつながりが三位一体となる奇跡のような空間です。
訪れるたびに新しい発見があり、地元の人にも観光で来た人にも、深い満足と温かさを提供してくれる存在だと感じました。
ぜひ、多久市を訪れる際には「Coffee Roast HONO」で、穂花さんとの約束が生んだ香り高い時間を楽しんでみてください。
コメント