【人生の楽園】茨城の笠間焼「ねもと工房」が話題!猫と暮らす癒やしの器づくり

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【人生の楽園】茨城の笠間焼「ねもと工房」が話題!猫と暮らす癒やしの器づくり

茨城県常陸太田市の里山にひっそりと佇む「ねもと工房」

ここで57歳にして陶芸家へと転身し、2025年2月に茨城県23人目、女性ではわずか2人目という笠間焼の伝統工芸士に認定された根本典子さん。

その歩みは、テレビ朝日「人生の楽園」で大きな反響を呼んでいます。

もともと磁器メーカー勤務や複数の仕事を掛け持つシングルマザーだった根本さん。

陶器店で出会った一枚の器に心を奪われ、「自分で作ってみたい」と決意し、笠間焼の名匠・諏訪幸雄氏に師事しました。

そして2020年、築60年の古民家をリノベーションして自らの工房を開設。里山と動物に囲まれた暮らしが、そのまま陶芸の源となっています。

ねもと工房の作品は、普段使いの器に加え、猫モチーフの茶香炉や茶碗が女性を中心に人気を集めています。

Instagramでは制作風景や陶芸体験、窯焚きの様子がリアルに伝えられ、ファンや見学希望者とのつながりも深まっているのが印象的です。

この記事では人生の楽園で特集された茨城県「ねもと工房」の 笠間焼について求められる、“工房の暮らしぶりやアクセス、作品の魅力”に応えるべく、根本典子さんの歩みから里山での暮らし、作品の特色、そして訪問・購入方法まで、最新情報を網羅してご紹介します。

目次

笠間焼と根本典子さんの歩み

笠間焼と根本典子さんの歩み

笠間焼の歴史と暮らしに寄り添う伝統

笠間焼は江戸時代中期に、信楽焼の陶工から技術を学んだ笠間の名主によって始まり、「日常を彩る庶民の器」として発展してきました。

その素朴で温もりある風合いは、現代でも食卓に馴染む素地として高く評価されています。

根本典子さんはこの伝統を大切にしつつ、器を手にした人の暮らしがより豊かになるような形や質感を意識し制作しています。

根本典子さんの幼少期〜陶芸との出会い

茨城県水戸市出身の典子さんは、母方の実家がある笠間市の近くには多数の陶芸家の工房があり、幼少期から焼き物に接して育ちました。

高校卒業後は磁器メーカーに就職していますが、離婚を機にシングルマザーとして建築資材会社や飲食店など複数の仕事を掛け持ちする日々。

その中で、陶器店やギャラリーで癒される時間を重ねるうちに、“自分でも作ってみたい”という強い思いが芽生えたといいます。

諏訪幸雄師匠と技術修得の軌跡

典子さんは、知人の紹介を通じて笠間焼の名匠・諏訪幸雄さんの元へ通い始めました。

修業の初期には、小皿を何枚も同じサイズに成形する基礎に取り組み、形成・削り・釉薬掛け・焼成といった工程を繰り返す日々を過ごしました。

師匠からの「形だけでなく心を込めて作る」という教えを胸に、懸命に腕を磨き続け、陶芸家としての土台を築いていったそうです。

ねもと工房の概要と認定情報

ねもと工房の概要と認定情報

2020年常陸太田市に開設した工房

2020年、根本典子さんは築60年の古民家をリノベーションし、自然豊かな茨城県常陸太田市の里山に「ねもと工房」を開設しました。

ここでは自らの作品を制作しつつ、陶芸体験なども可能なスペースとして整備されています。

工房はJR常陸太田駅から車で約15分の場所にあり、詳細な住所は公開されていませんが、里山の空気感と動物たちに囲まれた環境が特徴的です。

2024年(または2025年2月)、茨城県23人目の伝統工芸士に認定

根本さんは2025年2月に笠間焼の伝統工芸士資格を取得しました。

茨城県内の伝統工芸士は彼女で23人目、そして女性ではわずか2人目という快挙です。

これは厳しい試験を通って選ばれる名誉ある認定で、長年の努力と技術が公式に評価された結果です。

工房の場所・運営スタイル(古民家&里山暮らし)

ねもと工房は築60年の古民家を活用した工房兼住居で、庭にはパートナー藤田博美さんが育てる家庭菜園が広がります。

また、烏骨鶏やウズラ、犬・猫など多くの動物に囲まれた豊かな田舎暮らしを送っており、その暮らしぶりが作品作りにも深く反映されています。

Instagramでは工房の窯焚きや陶芸体験の様子も公開されており、ファンや見学希望者にとって重要な情報源となっています。

作品コンセプトと人気の猫モチーフ

作品コンセプトと人気の猫モチーフ

日常使いに最適な笠間焼の器

根本典子さんの器は、「普段使い」が主眼です。シンプルなフォルムと手触りが穏やかで、家庭の食卓に自然と調和します。

素材には地元茨城産の粘土を用い、高温焼成による丈夫な仕上がりです。

器のサイズはカップ、茶碗、小皿など、日々の食事に合わせて選べるバリエーションがあり、「使い勝手が良い」との口コミも多く見られます。

これにより、食卓に気軽に取り入れられる笠間焼として支持されています。

猫モチーフの茶香炉や茶碗の特徴と人気

特に注目を集めているのが、猫をモチーフにした茶香炉や茶碗です。

茶香炉は猫のシルエットを活かしたデザインで、香の煙が柔らかく漂う仕掛けが施されています。

茶碗には、片面に愛らしい猫の顔、もう片面にしっぽを向けた姿が描かれ、使うたびに表情の違いを楽しめる遊び心があります。

たとえば、Giftimpで販売される「ねこ丼」は、外側に化粧土で猫柄を描き込んだ作品で、愛らしい佇まいと実用性が評価されています。

色合いや質感に宿る手仕事の温もり

根本さんは器の色づかいにもこだわっており、白化粧や淡い釉薬を重ねることで、手仕事の味わいを感じさせる質感を生み出しています。

表面はざらりとした質感を残しつつ、縁や柄にはやさしい艶が感じられるため、「自然光を浴びたときに表情が美しい」といった感想も寄せられます。

これは、釉薬の厚みによる微妙な色ムラが生むもので、一つひとつ異なる仕上がりが手作りならではの魅力につながっています。

田舎暮らしとSNS発信の現場

田舎暮らしとSNS発信の現場

パートナー藤田博美さんとの古民家生活

根本典子さんの隣には、パートナーの藤田博美さん(60歳)がいます。

築60年の古民家を二人で住まいと工房として再生し、自然と調和した暮らしを楽しんでいます。

藤田さんは家庭菜園に力を入れ、自ら育てた野菜を食卓に並べ、その旬の恵みを楽しむ日々を送っています。

田舎暮らしならではのゆったりした時間が流れる中、藤田さんは庭の手入れや野菜づくり、家禽の世話などを担い、典子さんが陶芸に集中できる生活基盤を支えています。

お互いに補い合う関係性が、工房にも温かみと安定をもたらしています 。

動物たちと自然素材に囲まれた暮らし

ねもと工房の敷地には、庭や小屋で飼育される烏骨鶏やウズラをはじめ、犬1匹、猫2匹が暮らしており、日々の生活に小さな賑やかさを加えています。

また、有機野菜や草木染めの素材なども自家栽培・採取しており、暮らしや作品制作に自然素材が深く関わっています。

これらの動植物との共生は、器の土や釉薬の選定、作風にも影響を与えており、「里山の空気感が器にもにじむ」と多くのファンが感じているそうです。

Instagramでは、その日の動物たちの様子や庭の彩りなど、リアルな暮らしが頻繁に発信されています 。

Instagramでの陶芸体験・イベント共有

ねもと工房の最新情報は、根本典子さんの公式Instagram(@norikonemoto0306)を通じて随時発信されています。

投稿内容には作品紹介だけでなく、陶芸体験の開催案内、窯焚きの様子、里山の風景、動物たちとの日常、イベント出展情報など、工房の「今」がリアルに伝わってきます。

特に陶芸体験や展示の告知はInstagramが主要窓口で、コメント欄やDMで予約・問い合わせができる仕組みです。

視覚的に伝わる投稿が多いため、フォロワーからは「行ってみたい」といった声も多数見られ、地域外からの来訪者誘致にも貢献しています。

訪問・体験・購入ガイド

訪問・体験・購入ガイド

アクセス:JR常陸太田駅から車15分の里山

ねもと工房は茨城県常陸太田市の自然豊かな里山に位置し、最寄りの公共交通機関はJR水郡線・常陸太田駅です。

そこから車で約15分の古民家が工房兼住居として使用されています。

住所は非公開ですが、番組やSNS投稿では「駅から里山を抜けての移動」と言及されており、自家用車やタクシーでの訪問が実用的です。

タイミングによっては陶炎祭などイベント時に送迎対応がある可能性も指摘されています。

営業日・体験予約はSNSで随時案内

ねもと工房では営業日や陶芸体験の開催情報を、公式Instagram(@norikonemoto0306)で随時発信しています。

投稿には「今日は3人の方が陶芸体験されました」「次回の○○陶芸体験」という案内が含まれ、DMで予約可と明記されています。

体験時間はおよそ120分程度で、初心者でも楽しめる構成との声があり、土に触れる機会として人気です。

販売方法:展示会・陶器市・オンライン販売

ねもと工房の作品は、笠間市で定期開催される「陶炎祭(ひまつり)」や他地域の陶芸イベントに出展されることが多く、お披露目と販売の主な場です。

また、オンラインでは「Takumi Japan Online」および「Giftimp」など公式認定の通販サイトにて、茶碗や猫モチーフの茶香炉など一点もの作品が購入可能です。

これらのサイトではクレジットカード決済に対応し、国内外への発送実績もあるため、遠方のファンも安心して入手できます。

まとめ

まとめ

人生の楽園で茨城県「ねもと工房」の笠間焼」に興味を持ったあなたは、里山の古民家から生まれる温かな器と、そこに込められた生き方の物語に惹かれているはずです。

57 歳で夢を形にした陶芸家・根本典子さんは、2020 年に常陸太田市で〈ねもと工房〉を開き、2024 年には笠間焼で23 人目・女性2 人目の伝統工芸士に認定されました。

作品は「毎日使えて心が和む器」がコンセプト。

とりわけ猫モチーフの茶香炉や茶碗は、使うたびに表情が変わる遊び心がファンの心をつかみ、GWの〈笠間陶炎祭〉でも多くの来場者が手に取っていました。

古民家ではパートナーの藤田博美さんと家庭菜園や烏骨鶏・猫たちと暮らし、自然素材に囲まれた時間が創作の源。土や炎と向き合う日常は、器の柔らかな質感や素朴な色合いに映し出されています。

訪問や陶芸体験の最新日程は公式Instagram @norikonemoto0306 で告知され、DMで直接予約が可能。

作品は笠間のイベント会場のほか、認定通販サイトでも購入できるため、遠方からでも手に入れやすいのが嬉しいところです。

里山の空気、動物たちの息づかい、手ろくろのリズム──それらが重なり合って生まれる一つ一つの器には、「暮らしを少しだけ豊かにしたい」という作り手の願いが宿っています。

私自身も取材を通じて、忙しい日常にこそ“ほっと一息つける器”が必要だと実感しました。

次の休みには、常陸太田の里山へ足を運び、土と炎が織り成す穏やかな時間を味わってみてはいかがでしょうか。

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