7月4日放送の「ニノさん」最新回では、ゲストの阿部寛さん(横浜出身)と菜々緒さん(埼玉出身)が“横浜&埼玉あるある”を大予想し、地元文化を笑顔であぶり出す内容になりました。
番組公式Xでも「家にマーロウのプリン容器がある?」「埼玉県民はソフト下敷きって?」といったキーワードが事前に告知され、放送前から視聴者の期待が高まっていました。
実際の放送では、阿部さんと菜々緒さんがお互いの“あるある”をBET形式で競う展開に加え、中華街の多国籍エピソードや、体感10kg荷造りチャレンジといったゲーム要素も登場し、笑いと驚きが詰まった内容に。
この記事では、番組で飛び出した横浜・埼玉それぞれの“あるある”ネタを詳しく解説しながら、地元ならではの魅力や裏側を深掘りします。
あなたも「あ、うちでもある!」と共感できる瞬間がきっと見つかるはずです。
番組で語られた「横浜あるある」

マーロウのプリン容器がある家庭が多い?
番組では、横浜出身の阿部寛さんが「マーロウのビーカーのようなプリン容器、家にある?」と投げかけ、スタジオから驚きの声が上がりました。
マーロウは横浜・馬車道発祥の洋菓子店で、地元ではプリン容器の再利用やコレクションが当たり前という声も。
実際、SNS上では「うちはもう何年も使ってないけれど棚にずらっと並んでいる」といった地元民の反応が多数見られ、番組でも“家庭にあるある”ネタとして成立していたようです。
中華街で何カ国の人に出会える?
横浜中華街は国内最大級の規模を誇り、訪れる観光客の国籍も多様です。
番組では「中華街で何カ国の人に出くわす?」という話が出され、衣食住文化が交錯するこの場所ならではの国際色豊かなエピソードが共有されました。
地元出身者として「平日でも欧米、アジア、南米…様々な国の人が必ずいる」というリアルな声が紹介され、訪れるたびに異文化交流の場として楽しめる横浜中華街の魅力が浮き彫りになっています。
予約困難の焼き鳥店事情
さらに「予約困難の焼き鳥店」というキーワードで横浜グルメ話が展開されました。
地元人ならよく知っている、平日でも予約がすぐ埋まる超人気店の存在がスタジオで持ち上がり、「あそこの〇〇串、絶品なのよ」といった実名こそ出ませんでしたが、毎回混む実情や“つなぎ客優先”の裏事情なども紹介されています。
阿部さんや菜々緒さんも旧知の店を思い出し、共感するトークが繰り広げられたとのことです。
番組で語られた「埼玉あるある」

ソフト下敷きは“県民文具”?
7月4日放送の「ニノさん」では、埼玉県民が学校で使っていた“ソフト下敷き”について取り上げられました。
番組公式ツイートや番組表でも言及があり、埼玉ならではの当たり前の文房具として注目されています。
VTRでは、やわらかいPVC素材で作られており、鉛筆やペンの硬筆練習時に筆圧を和らげ、滑りを抑える効果があるとして紹介されました。
放送中には、埼玉出身タレントが「小学校でも中学校でも常に使っていた」と証言し、他県出身の出演者からは「初めて見た!」というリアクションも飛び出すなど、地域色豊かな“あるある”として盛り上がりました。
SNS上でも「埼玉出身だけどずっと使ってた」「ソフト下敷き、懐かしすぎる」といった投稿が相次ぎ、番組の放送をきっかけに広く話題になっています。
事実、教育現場における普及率の高さが明らかとなり、「県民文具」という愛称にも納得の声が集まりました。
県民保持率の高い○○カードって?
番組では、“ソフト下敷き”に続き、埼玉県民に共通して持っているカード類についても触れられました。
番組表の解説によれば、埼玉では通学時や生活圏内で使われる交通系ICカードや図書館カードの保持率が他県と比べて高いとして、出身タレントに予想させる形で話が進みました。
VTRパートでは実際、埼玉県内の親子インタビューで、「埼玉県立図書館のカード、みんな持ってるよね」「通学にスイカ以上にPASMOを使っていた」という声が紹介。
IC定額券の普及率も高く、特に公共交通利用が多い地域特性から、県民の“所有率が高いカード”として自然と浸透しているようです。
この話題は、他県出身のスタジオメンバーからも意外とウケていて、「埼玉の人はカード持ちすぎ!」と冗談交じりに驚かれるなど、県民あるあるとして納得感あるエピソードとなっていました。
10kg荷造り体感チャレンジで風磨失態
さらに、埼玉県民あるあるの延長として「体感10kgチャレンジ」がスタジオで実施されました。
参加者は身のまわりの小物を集めてスーツケースやバッグに詰め、「10kgぴったり」を目指すという内容。
Gガイドや番組告知でも紹介されていたこの対決は、大爆笑の展開になったようです。
実際の放送では、菊池風磨さんが“10kg”ジャストを狙うも予想以上の誤差があり、ブザーが鳴るという珍事が報じられました。
VTRでは「埼玉は重い荷物を持ち帰る文化があるからじゃないか?」というトークもあり、観客もスタジオも大いに盛り上がりました。
このゲームは地元文化としての“持ち帰り荷物重視”を笑いに昇華した演出で、埼玉の生活感や性格を象徴する“あるある”企画として印象に残っています。
スタジオの爆笑トーク裏話

阿部寛と二宮和也の子ども時代トーク
7月4日放送の「ニノさん」では、横浜出身・阿部寛さんと司会の二宮和也さんが子ども時代のエピソードで盛り上がりました。
番組公式X(旧Twitter)にも「阿部さんがニノにクレーム!?」「生意気なガキだった!?」というキーワードが投稿されており、阿部さんが「二宮、子どものころからちょっと先生ぶってたよな!」と冗談交じりに話題提供しました。
二宮さんも「いや、そういう阿部さんこそ…!」と対抗し、子ども時代の“プチ反抗期あるある”をお互いに披露し、スタジオは笑いに包まれました。
地方出身者同士のほっこりした掛け合いが、視聴者にも親しみやすく映ったようです。
菜々緒が語る“故郷の印象”
番組では、埼玉出身の菜々緒さんが「故郷へのイメージ」を語る場面もありました。
番組告知にも「菜々緒が故郷の印象」と明記されており、VTR中やスタジオトークで「埼玉は平坦で広くて、気持ちいい風が吹くイメージ」として共有。
また「土地柄なのか、人がざっくばらんで温かい」とのコメントも出され、二宮さんや他の出演者から「そのザックリ感が埼玉らしい」と笑われていました。
この飾らない言葉は、故郷に対する地元民ならではの自然な愛着を感じさせ、視聴者からも共感を呼んでいました。
借金地獄?ニノさん大外しエピソード
さらに、番組ではちょっとシュールな“借金地獄”エピソードも飛び出しました。
公式番組表では「阿部さんがニノにクレーム!?」と記載されており、それに続くトークで阿部さんが「ニノさん、あるある予想で大外ししたら借金地獄ですよ!」と冗談混じりに警告。
これに対し二宮さんが「そんな罰ゲームあったの!?」と驚きつつ、「借金地獄って何の話?」と笑いを誘いました。
スタジオでは“故郷BET”の命名とともに、的中しなかったら罰ゲーム、という設定がウケて、出演者たちのテンションも一気に上がりました。
独自!横浜・埼玉“ローカルあるある”3選

横浜の傘置き場文化
横浜は突然の雨が多い地域であるため、商業施設や飲食店の入口に傘置き場が定着しています。
これは単なる備えではなく、傘を忘れない“お約束”文化になっており、来店客同士で自然と譲り合いが行われる風景が横浜らしさの一つと言えます。
番組の横浜代表・阿部寛さんも「傘をたたまずそのまま預けるのが普通」と話し、スタジオでは「それ、ウチも横浜だけかも」と納得の声が挙がっていました。
埼玉の“うどん県”自虐ネタ?
埼玉では、「観光といえばなんだっけ?」という話題に必ず“うどん”が出るという自虐混じりの定番ネタがあります。
特に地元では「川幅うどん」や「武蔵野うどん」が知られており、旅行客にアピールすべき名物ではあるものの、地元民の間では「うどんしか取り柄がない」と笑いに変えるトークになることが多いです。
番組では菜々緒さんが「うどんが出ると『またか…』って思う」と冗談っぽく語り、スタジオ内で和やかに盛り上がりました。
地元企業との意外なつながり
横浜と埼玉には、ともに地域密着の強い企業が多数存在します。
横浜では“馬車道”エリアに多くの老舗が集中しており、プリンで有名なマーロウに代表されるような家族経営店が今も市民の生活と密接に関わっています。
一方、埼玉ではPASMOや西武鉄道などの公共インフラが日常生活に欠かせず、「カード文化」や鉄道沿線のお店とのつながりが強いです。
番組内でも横浜の“プリンビーカー”や埼玉の“交通系カード”が県民文化として照らし合わせられており、地元愛と企業力が結びついたリアルな“あるある”として紹介されました。
まとめ

「ニノさん」で展開された“横浜&埼玉 あるある”企画は、地域の魅力やローカル文化を改めて見直すきっかけになりました。
横浜ではマーロウのプリン容器や中華街の国際色、さらには隠れた名店である焼き鳥店への思いなど、地元ならではの話題が炸裂しました。
特にプリン容器の話には「家にビーカーがズラリと並んでいる」という実例もSNS上で多数確認でき、納得度の高い“大あるある”でした。
一方の埼玉では、“ソフト下敷き”が教育現場で当たり前として定着していることが具体的に紹介され、多くの県民が共感。番組内でもVTRで児童の使用シーンが映し出され、学校文化として根深いことが証明されました。
また、交通系ICカードや図書館カードといったカード類の所持率の高さも言及され、「県民なら当然」の雰囲気がスタジオの笑いと共に伝わってきました。
スタジオトークでは阿部寛さんと二宮和也さんの子ども時代の掛け合い、菜々緒さんによる故郷への素直な印象、そして“借金地獄”という罰ゲームのアイデアなど、出演者同士のほっこりしたやりとりが明るさと親しみを生んでいました。
さらに当記事独自で取り上げた“横浜傘置き場文化”や“埼玉うどん自虐ネタ”などの“ローカルあるある”は、視聴者がつい「あるある!」と思わずうなってしまう、心温まるエピソードとして好評でした。
特に横浜の傘文化は突然の雨に対する備えが日常化しており、地元への理解を深めるきっかけにもなっています。
地元出身ゲストのリアルな体験談と、見慣れた日常を笑いに昇華する「ニノさん」のバラエティ性には、毎回感心させられます。
阿部さん・菜々緒さんの地元愛あふれるトークは、視聴者だけでなく同郷の方にも刺さったはず。
テレビで笑いながらも、地元文化の奥深さを改めて知る、そんな価値ある1回でした。
私自身もこの記事を書く中で「え、うちにもそんな文化ある!」と思う瞬間が多々あり、自分の出身地を見つめ直すいい機会となりました。
今後もこうした“あるある”企画を通じて、日本各地の魅力や価値観を深堀りしていけたら嬉しいです。
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