映画『わたしの幸せな結婚』撮影場所を完全ガイド!京都・奈良・三重の絶景ロケ地巡り

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映画『わたしの幸せな結婚』撮影場所を完全ガイド!京都・奈良・三重の絶景ロケ地巡り

映画『わたしの幸せな結婚』は、2023年3月17日に公開され、明治時代を舞台にした美しい映像美と感動的なストーリーで多くの観客を魅了しました。

特に、京都、三重、奈良、兵庫、滋賀などの歴史的建造物や風情ある街並みが作品の世界観を深めています。

これらのロケ地は、映画ファンや観光客にとって新たな聖地巡礼スポットとして注目を集めています。

各地の魅力的な撮影場所を訪れることで、映画のシーンを追体験し、作品への理解と感動をさらに深めることができるでしょう。

以下に、主なロケ地とその見どころを詳しくご紹介します。

  • 六華苑(三重県桑名市)
  • 高田本山専修寺(三重県津市)
  • きんせ旅館(京都府京都市下京区)
  • 舞鶴赤れんがパーク(京都府舞鶴市)
  • 今井町伝統的建造物群保存地区(奈良県橿原市)
  • 兵庫県公館(兵庫県神戸市中央区)
  • 五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸(滋賀県東近江市)

これらのロケ地は、それぞれが独自の歴史と魅力を持っています。

訪問の際には、各施設の開館情報やアクセス方法を事前に確認し、マナーを守って見学をお楽しみください。

映画のシーンを思い浮かべながら巡ることで、作品への理解と感動がさらに深まることでしょう。

映画『わたしの幸せな結婚』の撮影は、三重県内の歴史的建造物である六華苑と高田本山専修寺で行われました。

これらの場所は、映画の重要なシーンに使用され、その美しい建築と風景が作品の世界観を深めています。

目次

三重県の撮影場所

三重県の撮影場所

六華苑(桑名市)

六華苑は、桑名市に位置する大正時代の和洋折衷の建築物で、国の重要文化財に指定されています。

映画では、主人公・美世が育った斎森家の屋敷として登場し、その豪華な内装と庭園が物語の舞台となりました。

具体的な撮影場所としては、以下のようなシーンが六華苑で撮影されました。

  • 美世の部屋
    旧高須御殿が使用され、撮影時には畳や障子を外し、冷遇される美世の生活環境を表現しました。 
  • 香耶の部屋
    洋館1階の食堂が美世の妹・香耶の部屋として使用され、ドレスや宝飾品が配置されるなど、華やかな少女の部屋が再現されました。 
  • 斎森家の玄関
    洋館1階の玄関ホールが斎森家の玄関として撮影され、エレガントな調度品や生花が飾られました。 
  • 庭園
    物語の重要なキーアイテムである桜の切り株が庭園内に設置され、撮影後には桜の花びらで満たされるなど、作品の世界観を深める演出が行われました。 

六華苑の洋館部分は、鹿鳴館の設計で知られるジョサイア・コンドルによって設計され、当時としては珍しかった電話室や水洗式トイレなど、時代の最先端を行く設備が備えられています。

また、和館と洋館が連続して繋がれている点も特徴的で、訪れる人々に異なる時代や文化を行き来するような感覚を与えます。

六華苑は、映画のロケ地としてだけでなく、その美しい建築と庭園を楽しむ観光スポットとしても人気があります。

訪問の際には、各部屋の特徴や歴史的背景を学びながら、映画のシーンを思い起こすことができるでしょう。

高田本山専修寺(津市)

高田本山専修寺は、津市にある真宗高田派の本山寺院で、国宝や重要文化財に指定された建造物が多数存在します。

映画では、帝が暮らす宮城のシーンや、主人公たちの重要な場面の撮影が行われ、その壮大な建築と静謐な雰囲気が作品に深みを与えています。

具体的な撮影場所としては、以下のようなシーンが高田本山専修寺で撮影されました。

  • 御影堂(みえいどう)
    国宝に指定されており、映画では帝の寝所として使用されました。内部の荘厳な雰囲気が、物語の重要なシーンを彩りました。 
  • 大玄関
    正式な玄関であり、映画では宮内省の入口として使用されました。通常は一般公開されていないため、映画を通じてその内部を垣間見ることができます。 
  • 賜春館(ししゅんかん)
    貴賓接待のための書院で、映画では清霞が上官に報告するシーンや、新との初対面の場面で使用されました。歴史的な建築が、物語の重厚な雰囲気を引き立てています。 
  • 雲幽園(うんゆうえん)
    県の名勝に指定されている庭園で、映画では清霞と堯人が竹林を歩きながら語らうシーンが撮影されました。自然美がそのまま生かされた庭園は、映画の中でも印象的なシーンを演出しています。 

高田本山専修寺は、広大な敷地内に国宝や重要文化財が立ち並び、春には桜、夏には蓮の花が咲き誇るなど、四季折々の自然美を楽しむことができます。

映画のロケ地巡りを通じて、その歴史的価値と美しさを再発見することができるでしょう。

訪問の際には、各施設の開館情報やアクセス方法を事前に確認し、歴史的建造物の保存に配慮しながら見学をお楽しみください。

映画『わたしの幸せな結婚』の撮影は、京都府内の歴史的建造物や風情あるスポットで行われました。

これらの場所は、作品の雰囲気を深める重要なシーンに使用されています。

京都府の撮影場所

京都府の撮影場所

きんせ旅館(京都市下京区)

きんせ旅館は、京都市下京区に位置する歴史的な旅館で、江戸時代末期に建てられた木造建築が特徴です。

映画では、主人公の久堂清霞と斎森美世が初めてのデートで訪れる甘味処として登場し、その趣ある内装と静かな雰囲気が二人の関係性を深めるシーンに彩りを添えています。

この旅館は、1日1組限定の宿泊施設として営業しており、プライベートな空間で京都の伝統的な雰囲気を堪能できます。

また、1階部分はカフェとして一般開放されており、訪れる人々は歴史的な建物の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。

きんせ旅館の建物は、木の温もりと和の美しさが融合した内装が魅力で、映画のシーンでもその独特の雰囲気が印象的に描かれています。

特に、庭に面した座敷や趣のある廊下など、細部にまでこだわりが感じられる空間が広がっています。

訪問を希望する場合、宿泊は1日1組限定のため、早めの予約が推奨されます。

カフェの営業時間や定休日については、事前に公式サイトや直接問い合わせて確認すると良いでしょう。

舞鶴赤れんがパーク(舞鶴市)

舞鶴赤れんがパークは、京都府舞鶴市に位置する歴史的な赤れんが倉庫群で、明治時代に旧海軍の施設として建設されました。

映画では、久堂清霞と陸軍部隊の戦闘シーンの舞台として使用され、その重厚な雰囲気が作品の緊迫感を高めています。

このパークには7棟の赤れんが倉庫が連なっており、それぞれが博物館やカフェ、展示施設として利用されています。

特に、2号棟と3号棟にはカフェや特産物の販売、展示スペースが設けられており、訪れる人々が舞鶴の歴史と文化を楽しむことができます。

また、4号棟と5号棟では不定期にアートフェスタやライブイベントが開催され、多彩な催し物が行われています。

これらのイベント情報は、事前に公式サイトやSNSで確認することをおすすめします。

舞鶴赤れんがパークは、映画のロケ地としてだけでなく、観光スポットとしても高い人気を誇ります。

その美しい赤れんが建築と周囲の自然が調和した景観は、訪れる人々に深い感動を与えます。

訪問の際には、各施設の営業時間やイベントの開催状況を事前に確認し、充実した時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

京都聖母女学院本館(京都市伏見区)

京都聖母女学院本館は、京都市伏見区に位置する教育施設で、その本館は旧陸軍第十六師団司令部庁舎として建設された歴史的建造物です。

映画では、久堂清霞の職場である帝国陸軍の正面として登場し、その威厳ある外観が作品の世界観を深めています。

この建物は、赤れんが造りの重厚な外観とクラシカルなデザインが特徴で、歴史的価値が高く、多くの映画やドラマの撮影地としても利用されています。

しかし、現在は教育施設として使用されているため、一般の見学は制限されています。

京都聖母女学院本館の見学を希望する場合、事前に学院の公式サイトや問い合わせ窓口で見学可能かどうかを確認することが必要です。

また、見学が可能な場合でも、教育活動の妨げとならないよう、マナーを守って行動することが求められます。

映画のシーンで印象的に描かれたこの建物を実際に訪れることで、作品の世界観をより深く感じることができるでしょう。

ただし、訪問の際には施設のルールやマナーを守り、他の利用者や学生への配慮を忘れないようにしましょう。

これらの京都府内のロケ地を巡ることで、映画『わたしの幸せな結婚』の世界観をより深く体感することができます。

訪問の際には、各施設の最新情報を事前に確認し、歴史的建造物や美しい景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。

映画『わたしの幸せな結婚』の撮影は、奈良県橿原市に位置する今井町伝統的建造物群保存地区で行われました。

この地区は、江戸時代の町並みを色濃く残す歴史的なエリアであり、映画の重要なシーンに使用されています。

奈良県の撮影場所

奈良県の撮影場所

今井町伝統的建造物群保存地区(橿原市)

今井町は、戦国時代から江戸時代にかけて発展した自治都市であり、現在も約500棟の伝統的な建造物が保存されています。

その美しい町並みは、まるでタイムスリップしたかのような感覚を訪れる人々に与えます。

映画では、主人公たちが歩く街道や商家のシーンがこの地区で撮影されました。

特に、主人公の美世と清霞が初めてのデートで訪れるシーンでは、今井町の風情ある町並みが二人の関係性を深める背景として描かれています。

今井町の特徴として、格子造りの町家や白壁の土蔵が立ち並び、石畳の道が続く風景が挙げられます。

これらの建築物は、当時の商人たちの繁栄と文化を今に伝える貴重な遺産です。

訪問者は、以下のスポットを巡ることで、映画の世界観をより深く体感することができます。

  • 今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」
    町の歴史や文化を紹介する資料館で、映画の撮影に関する展示も行われています。
  • 今井まちや館
    伝統的な町家の内部を公開しており、当時の暮らしぶりを学ぶことができます。
  • 今井景観センター
    町並みの保存活動や景観に関する情報を提供しており、映画のロケ地マップも入手可能です。

これらの施設を訪れることで、映画のシーンを追体験するとともに、今井町の歴史と文化に触れることができます。

訪問の際には、以下の点にご注意ください。

  • アクセス:近鉄橿原線「八木西口駅」から徒歩約10分。公共交通機関の利用が便利です。
  • 見学時間:各施設の開館時間や休館日が異なるため、事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
  • マナー:歴史的な建造物が多く存在するため、建物や景観を損なわないよう、マナーを守って見学しましょう。

今井町伝統的建造物群保存地区は、映画のロケ地巡りだけでなく、奈良の歴史と文化を深く知ることができる魅力的なスポットです。

映画のシーンを思い浮かべながら、風情ある町並みを散策してみてはいかがでしょうか。

※訪問前には、最新の情報を公式サイトや観光案内所でご確認ください。

兵庫県の撮影場所

兵庫県の撮影場所

兵庫県公館(神戸市中央区)

兵庫県公館は、神戸市中央区に位置するルネサンス様式の壮麗な建築物で、1918年に竣工されました。

映画では、鶴木家の邸宅として登場し、その豪華な内装と重厚な雰囲気が物語の重要なシーンを彩っています。

この建物は、かつて兵庫県庁舎として使用されており、現在は迎賓館や県政資料館として一般に公開されています。

内部には、美しいステンドグラスや大理石の階段、豪華なシャンデリアが設置されており、訪れる人々に歴史と芸術の融合を感じさせます。

映画の撮影では、主に以下の場所が使用されました。

  • 大広間:鶴木家の応接室として使用され、主人公たちの重要な会話シーンが撮影されました。
  • 中庭:美しい庭園が広がり、登場人物たちの散策シーンに利用されました。

訪問を希望する場合、兵庫県公館は一般公開されており、館内の見学が可能です。

ただし、イベントや公式行事の開催時には見学が制限されることがありますので、事前に公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。

滋賀県の撮影場所

滋賀県の撮影場所

五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸(東近江市)

五個荘近江商人屋敷は、滋賀県東近江市に位置し、江戸時代から明治時代にかけて活躍した近江商人たちの邸宅が保存されています。

その中でも藤井彦四郎邸は、映画で久堂家の台所のシーンに使用され、その歴史的な趣が作品の雰囲気を深めています。

この邸宅は、明治時代に建てられたもので、伝統的な日本家屋の特徴を色濃く残しています。

特に、広々とした土間や木造の梁が印象的で、当時の生活様式を垣間見ることができます。

映画の撮影では、以下の場所が使用されました。

  • 台所:主人公・美世が家事を手伝うシーンで使用され、古風な調度品や道具がそのまま活かされています。
  • 居間:家族の団欒の場面に利用され、温かみのある空間が描かれています。

訪問者は、藤井彦四郎邸を見学することで、近江商人の暮らしぶりや建築様式を学ぶことができます。

また、周辺には他の商人屋敷も点在しており、合わせて巡ることでより深い歴史探訪が可能です。

見学の際には、以下の点にご注意ください。

  • 開館時間:9:30~16:30(最終入館16:00)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 入館料:大人500円、小中学生250円(団体割引あり)

最新の情報やイベント開催状況については、公式サイトをご確認ください。

映画『わたしの幸せな結婚』のロケ地巡りを通じて、兵庫県と滋賀県の歴史的建造物や美しい風景を堪能してみてはいかがでしょうか。

各施設の見学に際しては、事前に開館情報やアクセス方法を確認し、マナーを守ってお楽しみください。

まとめ

映画『わたしの幸せな結婚』は、京都、三重、奈良、兵庫、滋賀の各地で撮影され、その美しいロケ地は多くのファンや観光客を魅了しています。

これらの場所を訪れることで、映画の世界観をより深く体感できるでしょう。

<主な撮影場所と見どころ>

「三重県」

  • 六華苑(桑名市):斎森家のシーンで使用され、和洋折衷の美しい建築が特徴です。美世が閉じ込められた蔵や、清霞が美世を助けるシーンなどが撮影されました。 
  • 高田本山専修寺(津市):帝が暮らす宮城のシーンで使用され、国宝に指定された壮大な寺院です。御影堂や大玄関、雲幽園などで撮影が行われました。 

「京都府」

  • きんせ旅館(京都市下京区):清霞と美世が初めてのデートで訪れた甘味処として登場します。江戸末期に建てられた歴史的な旅館で、現在はカフェとしても営業しています。 
  • 舞鶴赤れんがパーク(舞鶴市):クライマックスの戦闘シーンが撮影されました。明治時代に建てられた赤レンガ倉庫群が特徴的な観光スポットです。 

「奈良県」

  • 今井町伝統的建造物群保存地区(橿原市):美世と清霞の初デートシーンが撮影されました。江戸時代の町並みが保存されている歴史的地区です。 

「兵庫県」

  • 兵庫県公館(神戸市中央区):鶴木邸として登場しました。ルネサンス様式の美しい建築で、現在は迎賓館として使用されています。 

「滋賀県」

  • 五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸(東近江市):久堂家の台所のシーンで使用されました。近江商人の豪邸で、歴史的価値の高い建築です。 

これらのロケ地は、それぞれが独自の歴史と魅力を持っています。

訪問の際には、各施設の開館情報やアクセス方法を事前に確認し、マナーを守って見学をお楽しみください。

映画のシーンを思い浮かべながら巡ることで、作品への理解と感動がさらに深まることでしょう。

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