【ミラモンGOLD】現役女子高生・四元志桜里|女子ボクシングのプロデビュー戦TKO勝利の舞台裏

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【ミラモンGOLD】現役女子高生・四元志桜里|女子ボクシングのプロデビュー戦TKO勝利の舞台裏

現役女子高生ながらプロボクサーとなった四元志桜里(よつもと・しおり)は、2025年5月6日、神戸市立中央体育館で開催された「REAL SPIRITS vol.90」にて、デビュー戦わずか119秒でTKO勝利を収めました。

彼女は空手全国大会5連覇からボクシングへ転向し、高校2年でインターハイ制覇、さらに今年1月にはプロB級ライセンスを取得するなど、その歩みはすでに異例づくめです。

そんな四元選手の活躍にスポットを当てたのが、2025年6月22日(日)11:15からTNC「ミラモンGOLD」で放送された“金のタマゴ応援番組”。

MCのせいやさん、横澤夏子さんや丸山桂里奈さんの前で、アマチュア時代からプロ入り直前までの素顔と挑戦が丁寧に描かれ、彼女の冷静さと誠実さが視聴者の心をつかみました。

この記事では、女子高生でありながらプロとして戦う“女子ボクサー”としての四元選手の歩みと可能性に焦点を当て、最新の事実をもとに丁寧に解説します。

彼女のこれからの快進撃を、あなたと共に見届けていきましょう。

目次

女子ボクシング四元志桜里の経歴と実績

女子ボクシング四元志桜里の経歴と実績

空手全国大会5連覇からボクシング転向へ

四元志桜里選手は、静かなる闘志と共に小学1年から空手に打ち込み、全国大会でなんと5連覇を果たすという前人未到の偉業を成し遂げました。

この実績は、単なる場慣れではなく「勝負の場で自分を制する精神」を培った証です。

中学2年になると鹿児島から宮崎の日章学園中に転校し、そこで初めてボクシンググローブを握ります。

わずか数年でインターハイ優勝という快挙を達成できた背景には、空手時代に築いた体幹と反射神経、試合への落ち着いた姿勢があったからこそでした。

インターハイ王者からプロへ—異例の早期デビュー

高校2年時(2007年4月13日生まれで現在18歳)にインターハイで頂点に立った四元選手は、2025年1月にプロライセンス(B級)をJBC(日本ボクシングコミッション)に合格し、まさに戦略的なタイミングでプロへ転じました。

現役高校生でプロライセンスを取得するのは極めて稀。

彼女の「今、自分のベストな状態だからこそ挑戦したい」という強い意志がこのスピードデビューを実現させました。

「二刀流」アスリートとしての強み

四元選手には、空手で培った蹴りとステップ、ボクシングで磨いたパンチのコンビネーションという“二刀流”的強みがあります。

さらに真正ボクシングジムという名門ジムに所属し、ジムではプロ専門トレーナーからの指導を受けつつ、高校では調理科の学業との両立を続けています。

このバランスが彼女の技術と精神力を常に高い水準に保ち、対戦相手にとっては予測しがたい多彩さを生み出しています。

圧巻!プロデビュー戦の詳細

圧巻!プロデビュー戦の詳細

戦いの舞台—神戸市立中央体育館

四元志桜里選手がプロ初陣を迎えたのは、2025年5月6日に開催された真正ジム主催の「REAL SPIRITS vol.90」、会場は神戸市立中央体育館。

ここは過去に多くの格闘技大会が行われてきた歴史ある体育館で、地元・神戸のファンも含めて熱気に包まれた舞台でした。

18歳の現役高校生ボクサーが初めて挑むプロリングとしては、雰囲気・相手の注目度ともに適度な緊張感が漂う環境でのデビューとなりました。

119秒TKO勝利の戦術分析

対戦相手はタイのクンテラダー・クラサノウ選手(18歳)。

試合は開始直後から四元選手が主導権を握ります。ガードを高めに構え相手の出方を探る中で、まず左ボディから先制。

次に左フックを的確にヒットさせ、相手の反応を封じる展開に持ち込みました。

その後、右ストレートを織り交ぜた連打で相手をコーナーに詰め、119秒(1分59秒)TKO勝利を完遂。

試合のほぼ全域で冷静なゲームプランに基づいた攻撃が機能したクリアな内容でした。

試合後のコメントと次戦への意気込み

試合後、リング上の四元選手は「デビュー戦で倒せてよかった」と笑顔で語り、「私が女子ボクシングを盛り上げる存在になりたい」と力強く宣言しました。

父親も家族とともに観戦し、「もっとインパクトある試合を」と激励したというエピソードが伝えられています。

また、真正ジムの山下正人会長は、夏にもタイトル挑戦のプランがあると明言し、四元選手自身も「2年以内に世界王者になる」と目標を掲げています。

「ミラモンGOLD」で見えた素顔と挑戦

番組概要と放送日時

北部九州エリアを中心に放送されるTNC「ミラモンGOLD」は、宮崎にある名門高校に通いながらプロテストを突破した四元志桜里選手を“金のタマゴ”として紹介。

2025年6月22日(日)、11:15からの30分番組で、彼女のアマ時代からプロデビュー直前までの“挑む姿”を丁寧に追っています。

MCには霜降り明星・せいやさん、紹介人には横澤夏子さんと丸山桂里奈さんが出演し、四元選手の魅力が多角的に描かれています。

取材で浮かび上がった四元志桜里の人柄

取材映像では、四元選手の日常が印象的に映されました。

朝6時にはジムにてシャドーボクシングやミット打ちに汗を流し、午後は学校の調理科で調理実習に取り組むという多忙な日々を送ります。

練習後も時間を惜しむかのようにノートに戦術メモを書き込む真面目な姿が共感を呼んでいます。

番組内で見せた「自分に厳しく、でも笑顔を忘れない」その姿は、同世代はもちろん幅広い世代の視聴者にも刺さる内容でした。

共演MC・紹介人からのコメント

MCのせいやさんは「高校生なのに本当に落ち着いていて、将来が楽しみ」と、彼女の冷静なリング上の立ち振る舞いに舌を巻いていました。

また横澤夏子さんと丸山桂里奈さんは「プロとしての覚悟がしっかりと伝わってきた」「素直でまっすぐな人柄が魅力」とコメント。

このように番組出演者たちからは、技術面だけでなく人間的な魅力にも大きな注目が集まっています。

今後の展望と注目ポイント

今後の展望と注目ポイント

プロ2戦目でのタイトル挑戦計画

四元志桜里選手のプロ2戦目は、夏以降に予定されており、真正ジムの山下正人会長が「地域タイトル挑戦のチャンスがあれば次戦で狙いたい」と明言しています。

階級はミニマム級またはひとつ上のアトム級とみられ、東洋太平洋またはWBOアジアパシフィック王座への挑戦が現実的な目標となっています。

プロデビューをTKO勝利で飾った勢いをそのままに、次戦ではタイトル獲得を視野に入れた強気な試合計画が現実味を帯び始めています。

5階級制覇への壮大な夢

四元志選手は試合後のコメントで「2年以内に世界王者になりたい。目標は5階級制覇」と強く語りました。

これは、女子ボクシングにおいても極めて高い目標設定であり、ミニマム級からスタートして徐々に体重を上げ、ミニマム→アトム→ライトフライ→フライ→バンタムと階級制覇を積み上げるプランと見られます。

戦略的かつ段階的に実績を重ねることで、国内外での注目度がさらに増すでしょう。

スポンサー募集や応援の声

公式Instagramには「スポンサー様大募集してます」との投稿があり、多くの企業からサポートの申し出が寄せられています。

投稿には実際に年間スポンサー契約を結んだ企業のTシャツ姿で練習する様子が掲載され、ジムと四元選手を支える体制が徐々に整いつつあることがうかがえます。

現役高校生でプロ活動を行うという希少性も相まって、応援や協賛の輪が広がりつつあり、プロとしての基盤強化が進んでいる様子です。

まとめ:四元志桜里、女子高生プロボクサーの快進撃に期待

まとめ:四元志桜里、女子高生プロボクサーの快進撃に期待

現役女子高生でありながら、驚異のスピードでプロデビュー戦から119秒TKO勝利を飾った四元志桜里選手。

その勇姿は、TNC「ミラモンGOLD」などのメディアでも大きく取り上げられ、純粋な努力と才能に触れた視聴者の共感を呼びました。

現在、複数のスポンサーもサポートに乗り出しており、化粧品ブランド「piu」とのスポンサー契約をはじめ、Instagramでの支援募集も活発化しています。

こうした体制強化は、タイトル戦線や5階級制覇といった壮大な目標達成への土台となるでしょう。

四元選手自身は「2年以内に世界王者、5階級制覇を目指す」という高いビジョンを公開し、真正ジムも次戦から地域タイトル挑戦を視野に入れています。

高校生活との両立、そしてメディア露出によるファン層の拡大も相まって、今後さらに彼女への期待は高まり続けそうです。

筆者としては、まだ始まったばかりのプロキャリアにおいて、今後は階級を重ねながら国内外でどんな戦いを見せるか、そして“世界の舞台”にどう羽ばたくかに注目しています。

冷静さとスピード、そして何より“女子高生らしい等身大の人間的魅力”を併せ持つ彼女が、次にどんなインパクトを与えるのか、ファンとして、そしてライターとして楽しみで仕方ありません。

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