古賀ジェレミー選手がフジテレビ『ミラモンGOLD』に登場し、2025年7月20日（日）朝の放送で大きな注目を集めました。
番組では、高校3年生の彼が今年6月に南関東高校総体で自己ベスト13秒45（追い風＋0.1）を記録し、日本高校記録を塗り替えた“衝撃の瞬間”に密着。
このタイムは決勝でさらに自己記録を0.13秒更新する形で栄冠を掴んだものです。
さらに古賀選手は、7月初旬に開催された第109回日本陸上選手権にて、予選13秒49・準決勝13秒56（向かい風0.3m/s）をマークし、高校生として11年ぶりの決勝進出という歴史的快挙を達成しました。
決勝でも13秒52で堂々の5位入賞を果たし、高校生として戴冠圏外の実力を世に知らしめています。
以降の記事では、番組の舞台裏や古賀選手の素顔、大会ごとのディテール、そしてこれからの進路や展望へと展開してまいります。
ミラモンGOLD出演の背景と番組内容
番組概要と放送日時
フジテレビ系列の日曜朝に放送されているドキュメンタリー番組「ミラモンGOLD」は、未来を担う若き才能を紹介することを目的としています。
2025年7月20日（日）11:15～11:45に放送された回では、110mハードル高校3年生の古賀ジェレミー選手に密着。
高2での高校新記録樹立を背景に、今回は「自身の高校記録＆自己ベスト更新を目指す」という明確なテーマのもと、挑戦の現場をリアルに届ける構成となりました。
MC・応援団のコメントと視点
MCにはお笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんが登場し、番組紹介人として横澤夏子さんと丸山桂里奈さんが参加。
さらに同世代の応援団には綾瀬ことり（Rain Tree）が同行し、古賀選手が抱えるプレッシャーや向き合っているものを多角的な目線で掘り下げました。
MC・紹介人・応援団それぞれの視点を通じて、「挑戦そのものに価値がある」というメッセージが視聴者に伝わる構成です。
番組で注目された瞬間
番組内では大会前の練習風景や、ウォームアップ中の真剣なまなざし、レース直前の緊張感など、普段は見えにくい“アスリートとしての素顔”が細やかに描かれました。
特に、高校記録更新を狙う緊張の中でハードリングフォームを整え直す場面、そしてゴール後の安堵と悔しさが交錯する表情は、視聴者に強い印象を与えました。
記録を追うだけでなく、プロセスそのものを丁寧に追った演出が高評価でした。
古賀ジェレミー最新プロフィール
基本データと出身校
古賀ジェレミー選手は2007年5月21日生まれ、2025年7月現在18歳で、神奈川県横浜市出身です。
現在は東京高等学校の3年生として110mハードルに取り組んでおり、身長185cm・体重72kgと、ハードリングに理想的な体格を誇ります。
この俊敏かつ伸びのある体つきは、彼の高校記録更新にも大きく寄与しています。
生い立ちとハードル転向のきっかけ
幼少期から運動神経が抜群だった古賀選手は、地元の保土ヶ谷中学校で陸上クラブに所属。
中3の頃には4種競技にも挑戦していましたが、苦手だった400mや砲丸投から次第にハードルに専念するようになります。
中学時代に全国大会に出場するほどの才能を示し、ハードリングへの集中と得意種目の明確化が、その後の飛躍につながる礎となりました。
育成サポートと強化指定選手
中学から高校と着実に実績を積み重ねた古賀選手は、日本陸上競技連盟の「ダイヤモンドアスリートNextage」に選ばれており、ジュニア選手としての期待の星とされています。
また、2025年2月の日本室内陸上U20男子60mジュニアハードルでは7秒72のタイムで優勝し、育成の効果が着実に現れていることを示しました。
驚異的成績と大会歩み
2024年 高校2年で高校記録更新
2024年の全国高校総体（インターハイ）男子110mハードル決勝で、古賀ジェレミーは13秒59のタイムを叩き出し、当時の日本高校記録を更新して優勝を果たしました。
これは高校2年の若さでの偉業であり、記録保持者として一躍その名を全国に知らしめることとなりました。
この成功を受け、練習方法にも改良が加えられました。
顧問コーチは「スタートからの加速に力を入れ、ハードル間のリズムを乱さないこと」を重点項目とし、細やかな技術指導が施されたと言われています。
2025年 南関東大会で13秒45の驚異的自己ベスト
2025年6月16日に行われた南関東高校総体男子110mハードル決勝では、古賀は13秒45（追い風+0.1m/s）の驚異的なタイムを記録し、自己ベストと日本高校新記録を樹立しました。
このタイムは、予選13秒78、準決勝13秒58と段階的にタイムを縮め、決勝で大幅に加速して達成されたものです。
決勝直後、速報タイマーに映し出された「13秒4台」を見て、無自覚に声を上げたと振り返った古賀本人。
その表情には、日々の努力が実を結んだ喜びが色濃く映っていました。
2025年 日本選手権で高校生として歴史的快進撃
2025年7月4～6日に開催された日本選手権（東京・国立競技場）では、古賀ジェレミーが驚きの快進撃を見せました。
- 予選：13秒49（+1.1m/s）と自己ベストに迫るタイムで１着通過 ([日本航空協会][3])
- 準決勝：13秒56（向かい風0.3m/s）で3着。
高校生選手として11年ぶりに決勝進出を果たしました。
この結果を受け、本人は「決勝では1位を目指す」と堂々と宣言しています。
この一連の活躍は、本人だけでなく陸上ファン・メディアにも衝撃を与え、「高校生でもここまでやれる」という確かなメッセージとなりました。
今後の展望と進路予想
世界ジュニア・U20代表入りの可能性
古賀ジェレミー選手は、2025年後半に予定されている世界U20陸上選手権やアジアジュニア大会への代表選出が確実視されています。
彼が今年6月に記録した13秒45というタイムは、同年代のトップに匹敵する数字であり、代表選考会でも充分に選抜圏内に位置します。
陸上競技学会やメディアでも「即戦力として大会を引っ張る存在」と評されており、正式な代表発表が待たれます。
代表として国際大会に臨めば、日本の若手ハードラー陣では珍しい存在として、注目度は格段に高まるでしょう。
将来に向けた国際経験の獲得は、五輪や世界選手権への飛躍を目指す上で貴重です。
大学・実業団進路と将来の目標
古賀選手は高校卒業後、陸上強豪大学へ進学する予定で、インタビューでは「大学でインカレ4連覇」を目指すと明言しています。
インカレは日本学生対抗選手権であり、4年連続のタイトルは過去にも例のない偉業です。
具体的な大学名は未公表ですが、早稲田大学や順天堂大学など、ハードル競技で名高い大学から複数のスカウトが届いているとされています。
その後は実業団での競技継続や、最終的には2028年ロサンゼルス五輪でのメダル獲得を視野に入れています。
中長期的には、大学在学中に自己記録の13秒40台前半への到達を目標とし、実業団→五輪というステップを描いている可能性が高いです。
ファン・陸上界の声
X（旧Twitter）などSNSでは、古賀選手に対する応援コメントが多数投稿されています。
「スタート反応2.55秒は高校最速かも」といった技術面での称賛や、「大学でも活躍できる逸材」といった将来性を期待する声が投稿されており、陸上界からの関心も高い状況です。
また、専門誌『月刊陸上競技 2025年8月号』には「複数大学・実業団からスカウト済」との記載があり、メディアも彼の進路に注目しています。
こうした声や動きは、ファンや後輩世代にとっても励みになり、古賀選手が競技を続ける環境において追い風となるでしょう。
まとめ：古賀ジェレミーの“今”と輝く未来
フジテレビ『ミラモンGOLD』2025年7月20日放送回で、高校3年の110mハードリーダー・古賀ジェレミー選手に焦点が当たりました。
放送では、高校新記録＆自己ベスト更新への挑戦に密着。
貴重な練習風景や“壁を越える瞬間”がリアルに描かれ、彼の熱意と真剣さが視聴者の胸を打ちました。
2024年、南関東大会で13秒45をマークし日本高校記録を更新。
そして2025年夏の日本選手権準決勝では13秒56で全国の注目を集め、高校生として11年ぶりに決勝進出を果たしました。
決勝では13秒52で5位入賞し、歴代屈指の高校生パフォーマンスを示しました。
今後は、近く発表される世界U20（ジュニア）代表の有力候補であり、同世代の中でもトップ水準の実力を持つと期待されています。
進路については、大学の陸上競技部への進学が有力で、そこから2028年ロサンゼルス五輪出場・メダル獲得を現実的な目標として掲げています。
SNS上では、X（旧Twitter）などに「スタート反応2.55秒は高校最速かも」「大学でも大活躍しそう」といった称賛コメントが散見され、古賀選手への注目度は高まる一方です。
古賀選手の挑戦を見て、単なる「記録を破るだけ」の努力ではなく、未来を見据えた“前向きな挑戦”を胸に走っている姿がとても印象に残りました。
番組を通して、彼の人柄や緊張と向き合う姿が伝わり、応援せずにはいられません。
これからのインターハイや世界ジュニア、そしてオリンピックに向けて、ますます期待が高まります。
古賀ジェレミー選手の成長ストーリーは、競技者だけでなくすべての人に勇気を与えるものです。
これからの“さらなる飛躍”に注目していきたいです。
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