広島・尾道から愛媛・今治を結ぶ絶景ルート「しまなみ海道」で、6月16日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』では、幻の激レア高級魚・アコウを狙う特別ロケが行われました。
番組には、野球界伝説の松坂大輔選手をはじめ、上地雄輔さんや塚地武雅さん、関口メンディーさんらが参加し、タカアンドトシのお墨付きをもらった“アコウ探しの旅”が初夏の瀬戸内海で展開されました。
アコウは、引き潮の2〜3日間しか地元漁師が獲れないという希少性を誇る高級魚。
番組内では、漁師の一本釣りを密着で紹介し、その調理シーンでは煮付けや塩焼きなど旬ならではの味わいが視聴者の目と舌を魅了しました。
そして松坂選手が「プリプリで旨味がすごい」と舌鼓を打った瞬間は、多くの視聴者に“幻の魚アコウ”の印象を刻み付けました。
本記事では、番組ロケの模様を振り返りつつ、実際に訪れて体験するための方法や最新ツアー情報、地元グルメやお取り寄せ事情まで、徹底的にお伝えします。
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番組で紹介された“幻の高級魚アコウ”とは？
アコウ（キジハタ）の特徴と希少性
アコウ（別名キジハタ）は、瀬戸内海では「幻の高級魚」と呼ばれるロックフィッシュの一種で、特に夏〜秋が旬です。
番組でも触れられていましたが、引き潮の2〜3日間にしか獲れないこともあり、漁獲量が非常に限られています。
例えば今治市・大浜漁港では、漁師・桧垣さんが「引き潮2〜3日が勝負」と語り、一本釣りで狙うため、エビ餌を使った精密な漁法が必要とされます。
その希少性から、一尾3,000円以上で取引されることもあるのです。
番組内での漁獲＆調理シーン振り返り
『帰れマンデー見っけ隊!!』では、尾道から今治まで旅しながらアコウを探す流れで、地元の漁師さんに同行して現地で一本釣りを披露。
松坂大輔らが実際に漁師と一緒に釣り場に向かい、引き潮時の海の中でアコウの釣獲を見ることができました。
調理場面では、漁師直伝の煮付け、塩焼き、酒蒸しが紹介され、「煮付けが一番うまい」とのコメントがあり、スタジオでも絶賛されました。
出演者たちのリアクションまとめ
番組中、タカアンドトシや松坂大輔、上地雄輔らが試食した際には、「プリプリで旨味がすごい」「爽やかな潮風と相性抜群」と大絶賛。
松坂は「ブランド豚と同じくらい価値がある」とまで評価し、レモン育ちの豚と並ぶ出演者コメントに感嘆の声が上がりました。
また、希少性と漁師技術の背景を知った視聴者からは、SNSで「アコウってこんなにすごかったのか！」と驚きの声が多く上がっています。
しまなみ海道×アコウの魅力
尾道〜今治間の絶景ルートと漁場分布
しまなみ海道は、本州・尾道から四国・今治まで約70kmを繋ぐサイクリングロード。
海を眼下に望みながら島々を巡るこのルートでは、各島に点在する漁港がアコウの漁場として知られています。
特に尾道〜来島海峡周辺の海底には岩礁が多く、アコウの棲み処に最適です。
尾道の新涯地区では地元の高橋鮮魚店が開店から数時間でアコウを売り切るほど地元に定着しており、豊かな海底環境が実感できます。
今治側では大浜漁港周辺や伯方島の漁港が引き潮時に群れを成すスポットとして人気で、引き潮2〜3日の漁期に一本釣りで狙う地元漁師の活躍が見られます。
サイクリングとの相性とアコウスポット
しまなみ海道は「海の上を走る」感覚で多くのサイクリストから支持されています。
特に大三島にある道の駅「多々羅しまなみ公園」周辺は、鳴き龍現象が体験できるスポットとしても知られ、走行の合間に釣りを楽しむには絶好の場所です。
ここではアコウだけでなく、メバルやチヌ、アオリイカなど多様な魚種が狙え、ファミリーや初心者でも安全に楽しめます。
自転車で漁港近くまでアクセスできるので、ライド＆フィッシングの相性は抜群です。
地元漁師＆料理人のこだわりエピソード
今治の大浜漁港では、漁師・桧垣繁信さんが「引き潮の2〜3日が勝負」と語るように、アコウ漁はタイミング命の世界。
鼻にエビを刺して30〜40mラインで狙いを定め、厳しい海流の中で粘り強く一本釣りを敢行します。
その釣獲に至るまでの技術と自然の理解は、まさに熟練の業です。
また、漁獲直後すぐに処理されたアコウは、漁師から直接地元料理人へ届けられ、活け越し・神経締めなどの下処理によって、鮮度と旨みを最大限に引き出されます。
人気店「虹吉」などでは、漁師とトップシェフが連携し、最高の状態で提供する仕組みが整っており、素材への自信と地元愛が感じられます。
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アコウが味わえるおすすめ食事処
しまなみ海道エリアには、地元産アコウを活かす専門店が点在しています。
尾道では老舗の「青柳」が天然アコウ煮付けを提供しており、瀬戸内らしい価格帯で味わえるのが魅力です。
今治周辺なら、大浜漁港近くの「海峡（たこ料理専門店）」が地元漁師ルート直送のアコウ煮付けを提供。
週末は予約なしでは満席となる人気ぶりで、魚価に見合った価値ある一皿です。
また、大三島の「千年松」では、生簀から引き揚げた活魚を目の前で調理し、造りや煮付けにして提供してくれるため、鮮度と旨味が格別です。
旬の時期と予約の必要性
アコウは夏〜秋（特に7月〜9月）がもっとも脂がのり、身が引き締まる旬です。
訪問者が増えるこの時期は、地元漁協への搬入が集中し、希少性がさらに高まります。
たとえば「海峡」は土日の夜にほぼ満席となるため、数日前に予約するのが安心。
そのほか、民宿併設の「珈里葡（かりーぶ）」でもアコウ刺身セットは予約必須で、早めにプランを立てることが推奨されています。
お取り寄せ可能なアコウ加工品の案内
遠方で訪問が難しい方には、地元加工品の利用がおすすめです。
今治・来島海峡周辺では、アコウの煮付けや干物を通販で販売する漁師直送のネットショップも存在。
これらは冷凍宅配に対応し、旬の鮮度を封じ込めたまま自宅で楽しめます。
大浜漁港の直売所や「道の駅 よしうみいきいき館」などでは、地域振興を目的に加工品販売が進んでおり、旅の記念やギフトとしても人気です。
アコウ釣り＆体験ツアー徹底解説
初心者OKの釣りガイド付きツアー紹介
しまなみ海道エリアでは、初心者でも安心して参加できるガイド付き船釣りツアーが充実しています。
例えば「WAKKA（ワッカ）」では、1時間のショートクルーズで貸切チャーターボートによるアコウや真鯛の釣り体験が提供されています。
釣り竿もルアーもすべて込みで、道具いらずで楽しめるのが人気の理由です。
釣った魚は希望すれば下処理・発送対応も可能なので、初心者でも気軽に思い出を持ち帰ることができます。
さらに、株式会社しまなみが運営する遊漁船体験では、レンタル竿や餌・焼き場までセットで完結するコースがあり、釣り→BBQ→食事までワンストップで楽しめます。
所要時間は釣り2〜3時間＋バーベキュー1時間半と、釣果ゼロでも食事付きなので安心設計です。
大三島や生口島での宿泊セットプラン
大三島方面では、釣りと宿泊がセットになった体験プランが人気を集めています。
大島の「遊船やすまる」では、プチ体験（2時間／12,000円～）から1日コース（6〜8時間／40,000円～）まで多様なプランが用意されており、釣った魚は提携ゲストハウス「くめちゃんハウス」で調理可能です。
ここでは巨大アコウを釣り上げる興奮から、地元夫妻と共に豪華な夕食パーティーまで、島ライフを丸ごと楽しめる点が好評です。
また、大三島フィッシングパークでは、桟橋から気軽に釣りができる体験メニューもあり、海と島の雰囲気を宿泊とセットで気軽に味わえることが魅力です。
釣り→調理→実食の一日体験プラン
しまなみ海道では、釣りから調理、食事までを一日で完結できる体験が充実しています。
「WAKKA」の6時間船釣りプランでは、生き餌・ジギングを使って真鯛やアコウなどを狙い、釣った魚は岩城島の民宿「よし正」で調理してもらえます。
調理費用は1品1,000円〜と明確に設定されており、その日の釣り成果をそのまま食卓で味わえる贅沢な体験です。
また、遊漁船体験コースでは、道の駅でのBBQや刺身コースが含まれており、地元食材を味覚と体験の両面から楽しめます。
このように、“釣って・調理して・食べる”流れすべてがパッケージ化されたプランが、多くの参加者から高評価を得ているのが特徴です。
まとめ：しまなみ海道で幻のアコウを満喫する旅
「帰れマンデー見っけ隊!!」で紹介された“幻の高級魚アコウ”は、瀬戸内海では鯛を凌ぐ旨さと漁師からも絶賛される一尾。
特に夏〜秋の引き潮にのみ獲れる希少性が、その美味しさをさらに引き立てています。
番組では尾道〜今治ルートで一本釣りや調理シーンが描かれ、出演者も「プリプリで旨味がすごい」と大絶賛し、視聴者のSNSでも驚きの声が多く寄せられました 。
しまなみ海道は絶景を望むサイクリングのメッカですが、アコウ漁場が点在することも大きな魅力です。
特に尾道近郊や今治の大浜漁港、大三島・生口島などでは、ロックフィッシュが狙える海底環境が整っていて、自転車で漁港までスムーズにアクセス可能です。
また、初心者向けの釣りガイド付きツアーや宿泊プラン、釣り→調理→実食までを一日で完結するプランも充実し、ファミリーでも安心して参加できます 。
グルメ面では、尾道の老舗鮮魚店や今治の漁港近くの飲食店で旬のアコウを堪能でき、特に「大浜」の煮付けは地元でも抜群の評判です。
更に、ネット通販や道の駅での干物・煮付け加工品も人気で、遠方からの旅の記念にも最適です 。
実際にしまなみ海道を巡ってみて、海と島々を繋ぐ橋の上で感じる潮風と、地元でしか味わえないアコウの旨味の組み合わせはまさに五感で旅を楽しむ体験でした。
漁師のこだわりと料理人の丁寧な技も相まって、「ただ食べる」だけでは得られない濃密な物語性を感じられるのが、この旅の醍醐味です。
あなたもぜひ、アコウとしまなみ海道の絶景によって心に残る旅を味わってみてください。
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