2025年7月14日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』では、阿部サダヲさんと松たか子さんが東京唯一の村・檜原村と清流が美しい秋川渓谷を巡る“秘境バスサンド旅”に初参戦。
都心より約2℃も涼しい夏の避暑地で、清流沿いの遊歩道を歩きながら、手作りのこんにゃく、地元ブランド牛「秋川牛」のステーキ、そして肉厚な舞茸の天ぷらなど、地元の恵みを満喫するグルメ探訪が繰り広げられました。
さらに旅の終盤では、旅の目的である「翡翠色の絶品そば」を求め、300年の歴史を誇る茅葺き旅館「兜家」へ。
旅館では、武具の兜を模した屋根と囲炉裏を囲む食事の様子も印象的に描かれ、非日常の魅力が満点のロケーションです。
この記事では、最新回で紹介された
◆秋川渓谷の自然と涼感体験
◆檜原村特有の地元グルメ(こんにゃく、秋川牛、舞茸天ぷら)
◆翡翠そば&よもぎそばなどの特色料理
◆歴史ある兜家旅館での宿泊・食事体験
◆アクセス・滞在プラン
に至るまで、読者の“どこをどう巡れば満足できるのか”がすぐ分かるように解説します。
都会の喧噪を離れ、夏の清涼感と“探し出す喜び”を味わえるこの旅。
この記事が、あなたの“次の夏の秘境旅”を計画する一助になれば幸いです。
番組概要と注目ゲスト

放送日時と舞台の概要
2025年7月14日(月)19:00~20:40に放送された『帰れマンデー見っけ隊!!』は、東京都心から約60分の避暑地エリアである秋川渓谷と、島を除く東京都唯一の村、檜原村を舞台にした“秘境バスサンド”企画です。
涼しげな清流や深い緑に包まれたこの地域を、マイナス2℃の気温差を楽しみながら、ゲストとサンドウィッチマンが地元の魅力を探訪する内容となっています。
ゲスト(阿部サダヲ&松たか子)初参戦の見どころ
この回では俳優の阿部サダヲさんと女優の松たか子さんが“秘境バスサンド”に初参戦。
彼らのリアクションや地元グルメへの率直な感動が番組の見どころです。
阿部さんは秋川牛ステーキに感嘆し、松さんは清流を眺めながら地元の“よもぎそば”に挑戦。
バス道中で見せた二人のリラックスした様子や、休日の過ごし方トークもファン注目のポイントでした。
サンドウィッチマンとのバスサンド秘境旅
サンドウィッチマンとの“バスサンド旅”も健在。路線バスに乗り込み、車内でサンドイッチを味わいながら、秋川渓谷の清らかな自然や檜原村の隠れ家グルメを探す旅程です。
ミッションは、地元の人推薦の「絶品そば」「秋川牛」「こんにゃく」「舞茸天ぷら」「ジビエ料理」「タレカツ丼」に出会い、最後に「兜形の茅葺き屋根旅館」(=兜家旅館)へ辿り着くこと。
視聴者には、秘境探索のワクワク感と食体験のリアルさが絶妙に伝わる構成です。
秋川渓谷エリアの魅力

自然の涼感と遊歩道の魅力
東京・あきる野市と檜原村にまたがる秋川渓谷は、放送当日の都心より約2℃涼しい気温が特徴。
澄んだ水と豊かな緑に囲まれた渓谷は、夏の避暑地として最適で、木漏れ日の中を歩く遊歩道が整備されています。
特に、昔ながらの岩や川が作る音と風景は、訪れる人に日常の喧騒から離れた清涼感と癒しを与え、阿部サダヲさんや松たか子さんも思わず深呼吸する場面が印象的に描かれていました。
一穂のこんにゃく – 手作り本格派、清流使用の味
地元名物として取り上げられた「一穂のこんにゃく」は、秋川の清流と厳選したこんにゃく芋を伝統製法で手練りし、風味と弾力が際立つ一品です。
番組では「100本でも食べられるほど美味しい」と声が上がり、ゲストたちがその食感と深い味わいに感激。
製造元の店舗では、こんにゃくの試食が常時でき、冷やしても温めても魅力が引き立つ、地元の誇りを味わえる名物として紹介されました。
キッチンカー&地元ブランドグルメ(秋川牛・舞茸天ぷらなど)
秋川渓谷付近の広場には数台のキッチンカーが並び、地元食材を使った料理が並びます。
中でも注目は、地元のブランド牛「秋川牛」のステーキと、肉厚な地元産舞茸を揚げた天ぷら。
舞茸天は香り高くサクッとした衣とジューシーな舞茸の風味が絶妙なバランスで、一口で自然の恵みを実感できます。
また、ロケでは大判コロッケやポテトフライ、シェイクなど豊富なメニューが並び、サンドウィッチマンらもテンションが上がる様子が見られました。
檜原村での絶品そば&ジビエ体験

翡翠色そばとは?風味とロケーション
X(旧Twitter)公式アカウントによると、今回の「帰れマンデー見っけ隊!!」では、檜原村で供される“ヒスイ色のそば”が大きな注目を浴びました。
翡翠そばとは、地元産の水とそば粉に自然由来の緑色成分を加え、透き通るような緑色と、さっぱりした喉ごしが特徴。
ゲストはその見た目と冷涼感に驚きつつ「夏にぴったり」と高く評価されました。
清流を眺めながら食することで、視覚も味覚もリフレッシュできる特別な一品です。
よもぎそばやタレカツ丼の現地人気メニュー
松たか子さんが挑戦した「よもぎそば」は、地元で昔から親しまれてきた春の風味が生きた一品です。
香り豊かでコシがしっかりしており、ゲストからは「緑の風を口に含んだよう」と好評でした。
一方、番組中ではタレカツ丼も登場。これは厚切りのカツを醤油ベースの甘辛ダレにくぐらせ、ご飯にのせたもの。
村民の間では家庭料理として一部で親しまれており、「おふくろの味」の延長線として紹介されました。
地元民からも「これぞ里山の味」と認められるメニューです。
ジビエ料理の魅力と地元文化
檜原村は93%以上が森林という環境から、イノシシや鹿などの野生動物との距離が近く、ジビエ文化が根付いています。
番組では、地元の猟師や料理人が手掛ける鹿肉のシチューやイノシシ汁などが登場。
鹿肉は赤身の旨味が濃く、「まるで牛肉のようにジューシー」とゲストが感動しました。
こうした料理は、単に希少性があるだけでなく、森と共生する生活の中で長年培われてきた食文化の象徴でもあります。
提供者は「無駄なく全部いただくのが里の知恵」と語り、地域の信条も伝えられました。
茅葺き「兜家旅館」の宿泊&食体験

兜造りの茅葺き屋根と建築の歴史背景
檜原村・数馬地区にある兜家旅館は、築約300年を誇る日本の古民家。
母屋は“兜造り”と呼ばれ、その名の通り武具の兜を思わせる重厚な茅葺き屋根と太い木組みが特徴です。
木造4階建てながら、自然の中で存在感を放ち、歴史的景観を現代に伝えています。
1995年以降に行われた葺き替えにより、当時の技術を活かしながらも安定した構造を維持しています。
300年の歴史ある料理と料理長のこだわり
夕食では、山菜や川魚、そして新たに加わったジビエ肉(猪・鹿)が中心。
特に猪肉と鹿肉の炭火焼プランは、昨年追加された注目メニューで、脂の甘みや赤身の力強い旨みが味わえる一皿として好評です。
こちらは「DXタイプ」「Aタイプ」宿泊者向けプランで提供され、地産素材に徹底したこだわりを持つ料理長の腕が光ります。
山の恵みを余すことなく生かし、季節感あふれる内容に仕上げられています。
展望カフェ&予約・アクセス情報
旅館内には、渓谷の眺望が楽しめる“渓谷展望カフェ”が誕生し、大自然のパノラマを解放感とともに味わえる場として注目を集めています。
訪れた松たか子さんや阿部サダヲさんも絶賛しており、テレビでも放映されました。
アクセスは、武蔵五日市駅から西東京バス「数馬行き」で終点下車、徒歩10分。
また車の場合は、圏央道あきる野ICから約50分。アクセス路の通行制限が解除され、バスも通常運行中です。
旅のアクセス・モデルコース・TIPs

都心からの公共交通アクセス(電車+バスルート)
東京23区心部からのアクセスは、まずJR五日市線「武蔵五日市駅」へ移動し、そこから西東京バスを乗り継ぐのが基本ルートです。
例えば東京駅から中央線経由で立川駅へ、立川から武蔵五日市駅まで約90分。
武蔵五日市駅から「檜原村 本宿役場前」または「檜原小前」行きのバスに乗り換え、所要約30分です。
バスの本数はおよそ30〜60分間隔で、早朝6時台から最終便まで運行されており、日帰りにも宿泊にも対応しやすくなっています。
日帰り・宿泊モデルコース提案
- 日帰りプラン
朝8時頃に武蔵五日市駅到着 → 8:30発のバスで払沢の滝へ → 午前中に渓谷を散策 → キッチンカーでランチ(こんにゃく・舞茸天ぷら等) → 午後に翡翠そばランチ → 昼過ぎに兜家旅館を外観だけ見学 → 15時頃バスに乗り武蔵五日市へ帰還。 - 1泊2日プラン(公共+自転車)
- 1日目:10:00頃バスで払沢の滝入口 → レンタサイクルで神戸岩経由 → 路線バスに乗り換え、午後はこんにゃく工場見学&ランチ → 夕方に兜家旅館チェックイン、囲炉裏でジビエ夕食。
- 2日目:朝は旅館で朝食 → 午前に森のおもちゃ美術館や龍神の滝散策 → 午後、路線バスで武蔵五日市駅へ戻る。
マイカー&レンタカー利用時の注意点
車で訪れる場合、圏央道「あきる野IC」または「日の出IC」から国道・都道を経由し、所要約60分。
村内の道は幅員が狭く、特に橋やカーブが多いため、対向車や自転車には注意が必要です。
また、観光シーズン(夏休み・紅葉期)は駐車場が早く満車になるため、早朝か夕方の到着を推奨。
なお、2025年5月に通行止め区間が解除されたため、以前より渋滞少なくなっています。
まとめ

今回の「帰れマンデー見っけ隊!! 檜原村」編では、阿部サダヲさんと松たか子さんが、涼感あふれる秋川渓谷と東京の秘境・檜原村を巡り、自然や地元グルメ、歴史ある旅館をリアルに体験しました。
まず冒頭の渓谷エリアでは、清流と緑に癒されながら、手作りこんにゃくや秋川牛ステーキ、舞茸天ぷらといった地元の恵みを味わうシーンが繰り広げられました。
とくに「一穂のこんにゃく」は、清流の水と芋の旨味が際立ち、芸能人だけでなく視聴者にも強く印象付けられました。
次に、檜原村で供された翡翠色のそばやよもぎそば、タレカツ丼などの郷土料理は、視覚と味覚の両面で「夏の一服」にふさわしい涼やかな軽やかさを提供。
松たか子さんが「緑の風を口に含んだよう」と称した通り、視聴者にも爽快感が伝わってきました。
そしてジビエ料理では、鹿や猪の肉質がゲストに「まるで牛肉」と言わせるほどの濃厚な旨味を披露。
地元猟師との対話を通じ、村の自然と共生する食文化の背景が伝わる場面も印象的でした。
最後に登場したのは、築300年の茅葺き旅館「兜家」。
武具の兜を模した屋根や太い木組みの建築美が、夏の木漏れ日と調和。
ここでの囲炉裏を囲んだ夕餉(猪・鹿の炭火焼)は、訪れる者に深い郷愁とともに、旅の集大成としての満足感を与えていました。
自然・味・歴史が融合する檜原村の魅力は、まさに“リフレッシュと発見”そのもの。
日常から離れ、五感を呼び覚ます旅先として、真夏の週末や短期旅行にぴったりだと感じました。
特に「翡翠そば」や茅葺き旅館の非日常感は、誰にでもおすすめできる体験です。
あなたも番組を見て「帰れマンデー見っけ隊!! 檜原村」の次の旅先に、一歩踏み出してみませんか?
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