和歌山県の海沿いに位置する印南町は、豊かな自然と温かな人々が暮らす町。
そんな静かな港町に、まるで物語のようなカフェがあります。
それが、2025年4月にテレビ朝日系列『人生の楽園』で紹介された「Nico Cafe(ニコカフェ)」です。
このカフェは、絶景のロケーションと心のこもった手作り料理、そしてオーナーの人生ストーリーが織りなす「癒しの空間」として、今注目を集めています。
「テレビで紹介されたあのカフェはどこにあるのか」
「印南町に観光で訪れた際に立ち寄れる素敵なカフェを知りたい」
「心がほっとする場所で過ごしたい」
そんなニーズにぴったり応えてくれるのが「Nico Cafe」なのです。
オーナーの小鮒紀代美(こふなきよみ)さんは、若い頃にスコットランドで体験した“海の見えるカフェ”の記憶を胸に、50代を迎えてから一念発起。
和歌山県印南町の小高い丘にある一軒家を改装し、夢だったカフェを2019年にオープンしました。
そこには、自家製スコーンや地元食材を使った手料理、そして看板犬のニコちゃんとともに訪れる人を温かく迎える空間があります。
この記事では、「Nico Cafe」の魅力を実際の取材や最新SNS情報に基づいて詳しくご紹介します。
印南町を旅する方はもちろん、“人生の楽園”のような場所を探しているすべての人に届けたい、そんな情報をたっぷり詰め込んでいます。
さあ、心癒される絶景カフェの世界へ、ご案内いたします。
Nico Cafeの魅力と特徴
絶景のロケーション
和歌山県印南町の高台に位置する「Nico Cafe」は、国道42号線から少し入った場所にあり、テラス席からは印南漁港や太平洋を一望できる絶景が広がります。
特にテラス席は、開放感あふれる空間で、訪れる人々に非日常のひとときを提供しています。
このようなロケーションのカフェは和歌山県内でも珍しく、貴重な存在となっています。
手作りの料理とスコーン
「Nico Cafe」の看板メニューであるスコーンは、オーナーの小鮒紀代美さんがスコットランド留学時に学んだ本格的な英国風の味わいを再現しています。
抹茶スコーンやクロテッドクリームとジャムを添えたスコーンなど、多彩なバリエーションが楽しめます。
また、地元産の野菜や鶏肉を使用した料理も提供されており、地域の食材を活かした手作りの味が魅力です。
看板犬ニコちゃんのお出迎え
「Nico Cafe」では、元繁殖犬として保護された黒パグのニコちゃんが看板犬としてお客様を迎えてくれます。
ニコちゃんの存在は、カフェの温かみを一層引き立て、訪れる人々に癒しの時間を提供しています。
地域の方々からも愛される存在となっており、カフェの魅力の一つとなっています。
「Nico Cafe」は、絶景のロケーション、手作りの料理とスコーン、そして看板犬ニコちゃんの温かなお出迎えと、訪れる人々にとって特別な時間を提供するカフェです。
和歌山県印南町を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
オーナー小鮒紀代美さんのストーリー
スコットランドでの夢
小鮒紀代美さんは、20代の頃にスコットランドへ留学し、現地のカフェ文化に触れる中で、「いつか自分のカフェを開きたい」という夢を抱きました。
スコットランドのカフェで提供されるスコーンや紅茶、そして温かみのある接客に感銘を受け、その体験が彼女の心に深く刻まれました。
この留学経験が、後の「Nico Cafe」開業の原点となりました。
夢の実現に向けての歩み
帰国後、小鮒さんは大阪で営業職などの仕事に従事しながら、カフェ開業の夢を温め続けました。
50代を目前にして、若き日の夢を再び思い出し、カフェ開業を決意。
そのために必要な知識や技術を身につけるべく、製菓学校に通い、スコーンのレシピを研究しました。
また、カフェのコンセプトやメニュー構成、店舗デザインなど、開業に向けた準備を着実に進めていきました。
印南町との出会い
カフェの開業場所を探していた小鮒さんは、偶然テレビで紹介されていた和歌山県印南町の海辺の家に心を奪われました。
大阪から移住し、2019年12月に「Nico Cafe」をオープン。
印南町の豊かな自然と温かい人々に囲まれながら、念願のカフェを開業することができました。
現在では、地元の方々や観光客に愛されるカフェとして、地域に根ざした活動を展開しています。
小鮒紀代美さんのストーリーは、夢を持ち続け、努力を重ねることで実現できることを教えてくれます。
「Nico Cafe」は、彼女の情熱と努力の結晶として、多くの人々に癒しと喜びを提供しています。
Nico Cafeのメニューと営業情報
多彩な営業スタイル
「Nico Cafe」は、火曜日から日曜日までの週6日間営業しており、昼と夜の2部制で営業しています。
昼の営業時間は11:30から16:00まで、夜の営業時間は17:00から21:00までとなっています。
月曜日は定休日です。
営業時間や定休日は変更となる場合があるため、来店前に公式Instagramや電話での確認をおすすめします。
人気メニュー
「Nico Cafe」の人気メニューは、地元の野菜をふんだんに使用した「おばんざいセット」です。
このセットには、3種類の小鉢が付いており、栄養バランスの良い食事を楽しむことができます。
また、定番のチキンカレーとクリーム煮のランチや日替わりメニューも提供されています。
手作りのスコーンは、テイクアウトも可能で、訪れる多くの方々に好評です。
店舗情報
- 住所:和歌山県日高郡印南町印南1242-6
- 電話番号:0738-68-9028
- 営業時間:火~日 11:30~16:00、17:00~21:00
- 定休日:月曜日
- アクセス:印南駅から約603m、阪和自動車道印南ICから車で約5分
- 駐車場:あり
「Nico Cafe」は、地元の食材を活かした手作り料理と、太平洋を一望できる絶景が魅力のカフェです。
訪れる際は、事前に最新の営業情報を確認し、予約をすることをおすすめします。
地域とのつながりと今後の展望
地元との交流
「Nico Cafe」は、地域の人々との交流を大切にしています。
オーナーの小鮒紀代美さんは、地元の野菜や鶏肉を使用した料理を提供し、地域の食材を活かしたメニュー作りに取り組んでいます。
また、地元の方々が集まる「年金広場」での出張カフェを計画しており、地域のコミュニティスペースとしての役割も果たしています。
新たな挑戦
小鮒さんは、スコーンの通信販売にも挑戦しています。
東京都内で開催された和歌山県産品の販売会に参加し、地元産のレモンピールを混ぜ込んだチョコレートスコーンを販売。
このスコーンは好評を博し、今後は通信販売を本格的に展開する予定です。
今後の夢
「Nico Cafe」は、今後も地域の人々との交流を深めながら、新たな挑戦を続けていく予定です。
小鮒さんは、「美味しいものを食べて、お茶を飲んで、海の景色を見て、ホッとして、明日も頑張ろうとお客様に思ってもらえるようなお店づくりを続けていきたい」と語っています。
「Nico Cafe」は、地域とのつながりを大切にしながら、新たな挑戦を続けているカフェです。今後の展開にも注目が集まります。
まとめ
和歌山県印南町の高台に佇む「Nico Cafe(ニコカフェ)」は、太平洋を一望できる絶景と、オーナー小鮒紀代美さんの温かいおもてなしが魅力のカフェです。
スコットランド留学時に抱いた「海の見えるカフェを開きたい」という夢を実現させたこの場所は、訪れる人々に癒しと活力を与えてくれます。
店内では、地元の新鮮な食材を活かしたランチや、クロテッドクリームとジャムを添えた本格的なスコーンが楽しめます。
また、看板犬のニコちゃんが迎えてくれる温かな雰囲気も、心を和ませてくれます。
2025年4月12日には、テレビ朝日の番組『人生の楽園』で紹介され、さらに注目を集めています。
小鮒さんの「美味しいものを食べて、お茶を飲んで、海の景色を見て、ホッとして、明日も頑張ろうとお客様に思ってもらえるようなお店づくりを続けていきたい」という想いが、多くの人々の共感を呼んでいます。
都会の喧騒から離れ、自然の中で心安らぐひとときを過ごしたい方は、ぜひ「Nico Cafe」を訪れてみてください。
きっと、あなたにとっての「人生の楽園」が見つかることでしょう。
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