高田里穂さんは、モデルとしての華やかなデビューから、女優としての多彩な役柄への挑戦、そして最新の活動に至るまで、幅広い分野で活躍されています。
彼女の経歴を振り返ることで、その魅力と努力の軌跡を感じることができます。
モデルとしての華々しいデビューと活動
『ピチレモン』専属モデルとしてのスタート
高田里穂さんは、2007年7月にファッション誌『ピチレモン』の専属モデル(ピチモ)として活動を開始しました。
当時13歳で、同誌の8月号から登場し、若者を中心に注目を集めました。
『ピチレモン』では、ファッションやビューティーのページを飾り、読者からの支持を得て、モデルとしての基盤を築きました。
2011年5月号をもって同誌を卒業し、次のステップへと進みました。
『non-no』専属モデル時代の活躍
2014年、高田さんは『non-no』オーディションで準グランプリを獲得し、同年11月号より同誌の専属モデルとして活動を開始しました。
『non-no』では、ファッションだけでなく、ライフスタイルやビューティーに関する企画にも積極的に参加し、多くの女性読者から支持を受けました。
2019年12月20日発売の2020年2月号をもって専属モデルを卒業し、モデルとしての活動に一区切りをつけました。
アサヒビールイメージガールへの就任
2020年、高田さんは第34代アサヒビールイメージガールに就任しました。
この役割では、同社の製品プロモーションやイベントに参加し、ブランドの魅力を伝える活動を行いました。
モデルとしての経験を活かし、商品の魅力を多くの人々に伝える役割を果たしました。
女優としての飛躍と代表作
『仮面ライダーオーズ/OOO』でのヒロイン役
高田里穂さんは、2010年9月から2011年8月まで放送された特撮ドラマ『仮面ライダーオーズ/OOO』で、ヒロインの泉比奈役を演じました。
この作品での活躍により、彼女は全国的な知名度を獲得し、女優としてのキャリアを大きく前進させました。
泉比奈役は、主人公を支える重要なキャラクターであり、高田さんの演技力と存在感が高く評価されました。
この経験は、彼女の女優としての基盤を築く重要なステップとなりました。
映画『劇場霊』での存在感ある演技
2015年11月に公開されたホラー映画『劇場霊』では、篠原葵役を演じました。
この作品での演技は、彼女の女優としての幅広い表現力を示し、観客や批評家から高い評価を受けました。
ホラーというジャンルでの挑戦は、彼女の演技の幅を広げる重要な経験となりました。
ドラマ『東京ラブストーリー』での主要キャスト出演
2020年4月から6月に配信された名作ドラマ『東京ラブストーリー』の令和版では、長崎尚子役として主要キャストに抜擢されました。
29年ぶりのリメイクで話題となったこの作品での演技は、多くの視聴者から支持を受け、彼女の女優としての地位をさらに確固たるものにしました。
最新の活動と注目の作品
11年ぶりの写真集『完成された未完成』の発売
2022年10月31日、高田里穂さんは11年ぶりとなる写真集『完成された未完成』を発売しました。
この写真集は、沖縄県の渡嘉敷島や本島、そして地元である福岡県久留米市で撮影され、彼女の「ありのままの自分」をテーマに、多彩な表情や姿が収められています。
特に、20代最後の水着姿や初のすっぴん姿、過去最大のセクシーカットなど、これまでにない大胆な挑戦が話題を呼びました。
『グラジャパ!アワード2022』特別賞の受賞
2022年12月、高田さんは『グラジャパ!アワード2022』において特別賞を受賞しました。
この賞は、デジタル写真集の販売サイト「グラジャパ!」での活躍を称えるもので、彼女の写真集『完成された未完成』が高い評価を受けたことが背景にあります。
受賞に際し、高田さんは「これからも皆さんに喜んでいただける作品を届けられるよう、精進してまいります」とコメントし、今後の活動への意欲を示しました。
地元・久留米市の『くるめふるさと大使』就任
2023年1月、高田さんは地元である福岡県久留米市の『くるめふるさと大使』に就任しました。
この役職は、久留米市の魅力を広く発信し、地域の活性化に貢献することを目的としています。
就任に際し、高田さんは「生まれ育った久留米の魅力を、全国の皆さんに伝えていきたい」と意気込みを語り、地元への深い愛情と責任感を示しました。
多彩な趣味と特技、プライベートの一面
詩作や料理、ピラティスなどの趣味
高田里穂さんは、多彩な趣味を持つことで知られています。
特に詩を書くことが好きで、感受性豊かな一面を持っています。
また、料理も得意で、レシピを慎重に見ながら腕を磨いてきたとのことで、得意料理は卵焼きです。
さらに、ピラティスや映画鑑賞、日本舞踊も趣味として挙げられ、日々の生活に彩りを与えています。
日向坂46のファンとしての活動
高田さんは、アイドルグループ日向坂46のファンであることを公言しています。
自身のSNSで日向坂46の楽曲やメンバーについて言及することもあり、ファンとしての一面を垣間見ることができます。
このような活動を通じて、同世代のアーティストへのリスペクトや共感を示しています。
家族構成と地元への思い
高田さんは、父、母、そして兄二人の5人家族で育ちました。
地元である福岡県久留米市への愛着が強く、2022年11月には『くるめふるさと大使』に就任し、地元の魅力を発信する活動に積極的に取り組んでいます。
また、家族との時間を大切にし、プライベートでも地元に帰省することが多いと語っています。
学歴と学生時代のエピソード
福岡県久留米市での幼少期と中学時代
高田里穂さんは、福岡県久留米市で生まれ育ちました。
幼少期から地元の芸能スクール「マジソンミュージックアカデミー」に通い、同傘下のユニット「Fortune Cookie」のメンバーとして活動していました。
中学時代は家庭科部に所属し、得意料理は卵焼きだったと語っています。
また、詩を書くことや映画鑑賞、日本舞踊など、多彩な趣味を持っていました。
日出高校芸能コースへの進学と上京
高校1年生の時、特撮ドラマ『仮面ライダーオーズ/OOO』への出演が決まり、これを機に上京しました。
その際、芸能活動と学業の両立が可能な日出高校(現・目黒日本大学高等学校)の芸能コースに転校したとされています。
この環境で、学業と並行して本格的な芸能活動を開始しました。
大学進学を選ばなかった理由とその後の活動
高校卒業後、高田さんは大学進学を選択せず、芸能活動に専念する道を選びました。
19歳の時には単身でアメリカに渡り、ハリウッドで映画学校に通いながらオーディションに挑戦するなど、積極的に演技の勉強をしてきました。
この経験が彼女を大きく成長させたと言われています。
まとめ
高田里穂さんのキャリアは、モデルから女優へと確実にステップアップを重ね、今や多彩な才能を発揮する存在へと成長しています。
彼女は若い頃から芸能活動をスタートさせ、モデルとしての活動や女優としての数々の代表作で大きな注目を浴びてきました。
さらに、久留米市の「ふるさと大使」として地元の魅力を発信し、ファンとのつながりを大切にしている姿勢も、彼女の人柄を感じさせます。
これからも多くの分野で活躍し続ける彼女の姿を楽しみにしています。
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