2025年1月25日より放送が開始されたドラマ「相続探偵」は、赤楚衛二さんが主演を務めることで大きな注目を集めています。
本作は、遺産相続にまつわるミステリーを描いた作品で、独特の世界観と緻密なストーリー展開が話題となっています。
視聴者の皆さんの中には、劇中で登場する印象的なロケ地に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
実際にこれらの場所を訪れることで、ドラマの世界観をより深く体感し、作品への理解と共感を深めることができます。
本記事では、ドラマの主要なロケ地を詳しくご紹介し、訪問時のポイントやアクセス情報なども併せてお伝えいたします。
ぜひ、ドラマの舞台となった場所を巡り、物語の余韻を感じてみてください。
灰江相続調査事務所のロケ地
伊勢佐木町センタービル
ドラマ「相続探偵」で、主人公・灰江七生(赤楚衛二さん)が所長を務める灰江相続調査事務所のロケ地として、神奈川県横浜市中区長者町にある「伊勢佐木町センタービル」が使用されています。
このビルは、昭和29年(1954年)12月に竣工した歴史ある建物で、横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅から徒歩3分という便利な立地にあります。
周辺には、昭和の雰囲気を感じさせる商店街や飲食店が立ち並び、レトロな街並みが広がっています。
このような環境が、ドラマの世界観と調和し、視聴者に親しみやすさを与えています。
ビルの外観は、シンプルながらも趣があり、劇中では事務所の落ち着いた雰囲気を演出するのに一役買っています。
実際に訪れることで、ドラマの世界観を肌で感じることができるでしょう。
主要な撮影スポット
東京博善 桐ヶ谷斎場
東京都品川区に位置する「東京博善 桐ヶ谷斎場」は、劇中で葬儀のシーンに使用されました。
この斎場は、都内でも歴史ある総合斎場の一つで、葬儀式場と火葬場が併設されており、大規模から小規模な葬儀まで対応可能です。
また、最寄り駅から徒歩圏内というアクセスの良さも特徴です。
ドラマでは、重厚感のある外観と厳かな雰囲気が、物語の重要な場面を引き立てています。
ホテルカデンツァ東京 大宴会場「ラ・ローズ」
東京都練馬区にある「ホテルカデンツァ東京」の地下2階に位置する大宴会場「ラ・ローズ」は、劇中の豪華なパーティーシーンの撮影場所として使用されました。
この宴会場は、最大400名を収容でき、分割利用も可能な多目的スペースです。
エレガントな内装と最新の設備を備えており、結婚式や各種イベントにも利用されています。
ドラマでは、華やかな社交の場として描かれ、登場人物たちの人間関係や物語の進行に重要な役割を果たしています。
旧石川組製糸西洋館
埼玉県入間市に位置する「旧石川組製糸西洋館」は、劇中で歴史的な建物として登場します。
この西洋館は、大正時代に製糸業を営んでいた石川組の迎賓館として建てられ、国の登録有形文化財にも指定されています。
和洋折衷の独特な建築様式が特徴で、内部には当時の面影を残す調度品や装飾が施されています。
ドラマでは、その重厚で趣のある雰囲気が、物語の深みを増す舞台として効果的に活用されています。
これらのロケ地は、それぞれが持つ独特の雰囲気や歴史的背景を通じて、ドラマ「相続探偵」の世界観を豊かに表現しています。
実際に訪れることで、作品の魅力をより深く感じることができるでしょう。
カフェ・バーのロケ地
パペルブルグ
東京都八王子市に位置する「パペルブルグ」は、中世ドイツの騎士の館をモチーフにした独特の外観と内装が特徴のカフェです。
蔦に覆われた外壁やステンドグラスが施された窓など、細部にまでこだわったデザインが訪れる人々を魅了します。
店内はアンティーク調の家具や調度品で統一され、まるで物語の中に迷い込んだかのような雰囲気を醸し出しています。
自家焙煎のコーヒーや手作りのスイーツが評判で、特に季節限定のメニューは訪れるたびに新しい発見があります。
劇中では、主人公がリラックスしながら情報交換を行うシーンで使用され、その独特の雰囲気が物語の深みを増しています。
BarBarBar
神奈川県横浜市関内にある「BarBarBar」は、1984年に開業した老舗のジャズライブレストランです。
店名はスロットマシンの「BAR」絵柄が3つ揃うことに由来しています。
店内では連日、生演奏のジャズライブが行われており、本格的な音楽と共にシェフ自慢の料理や多彩なドリンクを楽しむことができます。
2023年3月に現在の場所へ移転し、新たなスタートを切りました。
劇中では、主人公たちが情報収集や密談を行う場面で登場し、その洗練された雰囲気が緊張感を高めています。
これらのロケ地は、それぞれ独自の魅力を持ち、ドラマの世界観を豊かに表現しています。
実際に訪れることで、作品の雰囲気を肌で感じることができるでしょう。
その他の注目ロケ地
満福寺
神奈川県鎌倉市腰越に位置する満福寺は、源義経が兄・頼朝への手紙「腰越状」を記した場所として知られる歴史的な寺院です。
江ノ島電鉄の腰越駅から徒歩圏内にあり、境内からは湘南の海を望むことができます。
本堂前には義経と弁慶の像が設置され、歴史ファンにとっても見どころの多いスポットです。
ドラマでは、主人公が墓参りをするシーンでこの寺院が使用され、その厳かな雰囲気が物語の深みを増しています。
つきじ治作
東京都中央区明石町にある「つきじ治作」は、昭和6年(1931年)創業の老舗料亭です。
約800坪の敷地内には美しい日本庭園が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。
全ての客室が庭園に面しており、滝や鯉が泳ぐ池を眺めながら食事を楽しめる贅沢な空間が広がっています。
名物の水炊きは、多くの著名人にも愛されてきた逸品です。
ドラマでは、重要な会食のシーンでこの料亭が登場し、その格式高い雰囲気が物語の緊張感を高めています。
これらのロケ地は、それぞれ独自の歴史と魅力を持ち、ドラマの世界観を豊かに表現しています。
実際に訪れることで、作品の雰囲気をより深く体感できるでしょう。
まとめ
ドラマ「相続探偵」は、赤楚衛二さん主演で、遺産相続にまつわるミステリーを描いた作品です。
本作の魅力の一つは、物語の雰囲気を引き立てる多彩なロケ地の選定にあります。
これまでご紹介したように、灰江相続調査事務所の外観として使用された「伊勢佐木町センタービル」や、葬儀のシーンで登場した「東京博善 桐ヶ谷斎場」、豪華なパーティーシーンが撮影された「ホテルカデンツァ東京 大宴会場『ラ・ローズ』」、そして歴史的な建築物である「旧石川組製糸西洋館」など、各ロケ地がドラマの世界観を豊かに表現しています。
これらの場所を実際に訪れることで、ドラマのシーンを追体験し、作品の魅力をより深く感じることができるでしょう。
特に、カフェ「パペルブルグ」やジャズライブレストラン「BarBarBar」などは、劇中の雰囲気をそのまま楽しめるスポットとしておすすめです。
ぜひ足を運んで、ドラマの世界に浸ってみてください。
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