ドラマ「能面検事」のロケ地を検索する多くの方は、ドラマのリアルな舞台背景や撮影地の実在感を確かめたいと考えているはずです。
本作は、大阪地検を中心に据えた法廷ミステリーながら、大阪・茨城・関東近郊と多彩なロケーションを使い分けて物語を演出しています。
最近の公式SNS投稿では、水晶橋や道頓堀での撮影シーンが公開され、大阪の象徴的な風景がドラマの導入部を彩っています。
さらに、茨城県フィルムコミッションは、水戸市の茨城県議会議事堂(旧三の丸庁舎)が“大阪地検の外観・内観”として毎週レギュラーで使用されていることを公式に発表しました。
また、千葉・白子町やつくば駅前、和光市や八王子病院など関東各地でも多数のエキストラ募集が行われており、事件現場やオフィスシーンなどで活用されていることが確認されています。
本記事では、こうした最新のロケ地情報を網羅しつつ、各地の聖地巡礼向けにアクセスや撮影背景も整理しました。
公式発表や現地募集情報に基づく、初めて訪れる方にも安心な内容になっていますので、じっくりご覧ください。
大阪市内ロケ地詳細

水晶橋/中之島周辺
『能面検事』の予告や現地目撃情報によると、大阪・中之島の水晶橋付近で撮影が行われています。
御堂筋線淀屋橋駅から徒歩約4分に位置し、川沿いのレンガ造りの景観が特徴。
予告映像には、上川隆也さん演じる検事が橋のたもとで捜査の打ち合わせをする様子が確認でき、物語の序盤で重要な舞台となっている模様です。
また、水晶橋の背後に見える中之島公会堂なども背景に映り込み、大阪らしさを強調しています。
道頓堀&グリコ看板前
公式SNS(テレ東『能面検事』アカウント)には道頓堀でのロケ風景が投稿されており、戎橋や有名なグリコ看板前がロケ地として確認されています。
投稿には「水晶橋や道頓堀など、大阪ならではの場所がたくさん!」との文言とともに、背景に煌びやかなネオンサインが映り込み、ストーリー中で大阪市民のにぎやかさや混沌とした情景が対比として活かされる演出が期待されます。
通天閣エリア
まだ公式からの詳細発表はありませんが、現地ファンのX(旧Twitter)投稿により、通天閣エリア・四天王寺筋周辺でも撮影があった可能性が高いと見られています。
通天閣を背景に上川隆也さんが立つ写真が投稿されており、物語の関西ロケの中心地として重要な場面に登場すると推定されます。
茨城県(水戸市)ロケ地詳細

茨城県議会議事堂=大阪地検の代用
ドラマ『能面検事』第1話では、大阪地検の外観として茨城県水戸市にある茨城県議会議事堂(通称:旧三の丸庁舎)が舞台となっています。
壁面に特徴的な装飾と、広々とした階段ホールがドラマの緊迫した検事会議の雰囲気を忠実に表現。
いばらきフィルムコミッションの公式WEBやX投稿によれば、毎週この建物での撮影が定期的に実施されており、まさに“毎週レギュラー登場”の主要ロケ地とされています。
水戸市内野外シーン(通行人・警備)
6月28日から29日にかけて、水戸市中心部の街路や公共スペースでエキストラを交えた野外撮影が行われました。
募集内容には「通行人」「警備員」などが求められており(警備員・通行人男女・10名程度/6月29日)、この状況から推察すると、ビルの外観や歩道を挟んだ日常的な街並みを背景にした、リアルな都市ロケーションが使われていると考えられます。
7月12日・20日の追加野外シーン
7月12日には水戸市の特定場所で、朝と夜の2時間帯にわたるエキストラ撮影が募集されました(刑事・通行人=朝8:30〜9:45、通行人=夜19:00〜20:45)。
さらに7月20日には「検事・警備員など」の役柄で終日野外収録が予定され、8月シーンとして街中での大規模展開が見込まれています。
公式募集情報では、炎天下での長時間撮影を前提に体調管理への注意を呼びかけており、設定としていくつかの重要なロケ地で集中的に撮影が行われることが裏付けられています。
関東近郊ロケ地

千葉・白子町(事件現場)
2025年7月1日、千葉県長生郡白子町で大規模なエキストラ撮影が行われました。
募集内容には「鑑識」「刑事」「警官」など男性10名が参加し、14時20分から20時15分まで「7月の事件現場」として長時間にわたる現場撮影であることが明記されています。
このことから、本編でも事件捜査の要となる白子町の風景がリアルに再現される重要なロケ地であると言えるでしょう。
茨城・つくば駅近辺(事件現場)
7月9日には茨城県つくば市のつくば駅近辺でエキストラ募集が実施され、午前と夕刻~夜の2部構成での現場撮影が確認されています。
午前7時30分から夜21時まで最大100名規模の参加を想定しており、「8月の事件現場」として大規模な群衆シーンが撮影予定でした。
つくば駅のロータリーや周辺ビル街が緊迫感ある事件現場として登場すると見られ、ドラマのクライマックスに近いシーンに使われる可能性が高いです。
東京・八王子/府中/江古田/市谷田町(多地点ロケ)
6月上旬から中旬にかけ、東京都下と都心で多数のロケが行われています。
- 6月1日、八王子市内の病院で、刑事・医師・看護師・通行人役のエキストラ10名、14時〜21時15分で「7月の病院」シーンが撮影された。
- 6月2日、府中市のホール店内で、客役の男女による「6月のホール店内」場面が8時から21時30分まで収録されています。
- 6月26日、中野区江古田では通行人(女性)1名が、同じく新宿区市谷田町の小料理屋内で大学生役の男女10名が撮影に参加しています。
これらの情報は、病院シーンや市街地シーン、飲食店背景など、多様な物語展開に必要な舞台設定として使われることを示唆しており、東京エリアでのロケ地密度の高さがうかがえます。
予想ロケ地&背景情報

埼玉県・和光市(検事室)
2025年6月5日、埼玉県和光市で「検事室」のエキストラ募集が行われ、警察官役の男性1名が16:30~20:00の枠で撮影に参加しました。
このシーンはドラマ内で検事が事件報告を受ける重要な局面と見られ、和光市内のオフィスや行政施設の一室が舞台として用いられた可能性が高いです。
また、募集文では小・中規模セット設営の旨が記されており、和光市の施設が内部ロケとして使われている確証となっています。
東京・八王子病院(医療シーン)
6月1日に東京都八王子市の病院で「7月の病院」設定の元、刑事、医師、看護師、通行人など最大10名規模で撮影されたエキストラ募集がありました。
この時間帯は14:00~21:15と長時間で、病院内の緊迫する医療現場や刑事とのやり取りが描かれる場面と予測されます。
インテリアやセットは本物の病院施設を活用しており、リアリティ重視の医療ドラマに仕上がっていることがうかがえます。
府中ホールや小料理屋
6月2日、府中市のホール店内における客役(男女多数)を対象に8:00~21:30までのエキストラ募集が実施されました。
さらに6月26日には新宿・市谷田町の小料理屋で大学生や客役(最大10名)が撮影に参加しました。
これらから、ドラマは検事・被告人や関係者が対話する場面、また民間人の視点から事件を描写する日常ドラマの場面など、複数のシチュエーションで胃的に撮影が分散されていると考えられます。
まとめ

『能面検事』のロケ地は、大阪、茨城、関東近郊と広範囲にわたり、物語の舞台装飾として非常に丁寧に選ばれていることがわかりました。
まず、大阪では中之島の水晶橋や道頓堀・戎橋周辺のグリコ看板前、さらに通天閣エリアまでロケが展開され、都市の象徴的景観を活かした撮影が行われています。
これらの場所では、検事の調査や尋問といった緊密なドラマシーンが、地元の活気ある背景とともに演出されています。
茨城県水戸市では、茨城県議会議事堂(旧三の丸庁舎)が大阪地検の内部・外部として頻繁に登場。
6月末から7月にかけては通行人や警備員を含むエキストラロケも実施され、検事同士の会議、街中の緊迫したやり取りなどリアリティある場面が支えられています。
関東エリアでは、千葉・白子町やつくば駅周辺、そして東京都心部の八王子病院、府中ホール、市谷田町の小料理屋など、事件の核心に迫る現場シーンや生活感ある日常シーンの撮影が進行中です。
これにより、ドラマは検事のオフィス内だけでなく、実際の事件現場や街中の空気感を多面的に描き出しています。
筆者としては、これほど地理的にバラエティ豊かな実在ロケ地を活用し、撮影を重ねている点が本作のリアリティと重厚さを格段に高めていると感じています。
今後も、新たなロケ地情報が出れば随時更新しますが、現時点での聖地巡礼としては「水晶橋」「県議会議事堂」「白子町」「つくば駅前」などがマスト候補です。
ぜひ本記事を参考に、ロケ地巡礼プランを練ってみてください。
舞台の実在感を体感する価値は十分ありますし、ファンとしてドラマへの愛がさらに深まるはずです。
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