東村アキコがプレミアムトークで語る!漫画創作の裏側と人生ドラマ

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東村アキコがプレミアムトークで語る!漫画創作の裏側と人生ドラマ

2025年5月23日(金)放送のNHK『あさイチ』プレミアムトークに、人気漫画家の東村アキコさんが出演しました。

『東京タラレバ娘』『海月姫』『ママはテンパリスト』などのヒット作で知られる東村さんが、創作の原点や家族との関係について語る注目回となりました。

番組では、自伝的作品『かくかくしかじか』に絡めて、創作の原点や息子との関係についても紹介されました。

この記事では、東村アキコさんのプレミアムトークでの発言や、彼女の代表作について詳しく紹介します。彼女の作品は、多くの読者に支持され、実写化もされています。

最新の情報をもとに、東村アキコさんの魅力に迫ります。

目次

東村アキコの創作の原点と代表作

自伝的作品『かくかくしかじか』の背景

『かくかくしかじか』は、東村アキコ自身の青春時代を描いた自伝的漫画です。

主人公・林明子が漫画家を目指す過程で出会った恩師・日高健三との関係を中心に、美術学校での厳しい指導や挫折、成長の過程がリアルに描かれています。

特に、日高先生のモデルとなった日岡兼三氏とのエピソードは、作品に深い感動を与えています。

2025年5月16日には、この作品が実写映画化され、永野芽郁が林明子役、大泉洋が日高健三役を演じています。

東村アキコ自身も脚本や美術監修に携わり、作品の世界観を忠実に再現しています。

『東京タラレバ娘』と現代女性のリアル

『東京タラレバ娘』は、30代独身女性3人が「~してたら」「~してれば」と過去を悔やみながらも前向きに生きる姿を描いた作品です。

主人公・倫子と友人たちの恋愛や仕事の悩みは、多くのアラサー女性の共感を呼びました。

東村アキコは、令和時代のアラサー女性の変化についても言及しており、時代に合わせた女性像を描いています。

この作品は、2017年に吉高由里子主演でテレビドラマ化され、さらに2019年からは続編『東京タラレバ娘 シーズン2』が連載されるなど、幅広いメディア展開が行われています。 

『海月姫』に見るオタク文化の描写

『海月姫』は、クラゲオタクの主人公・倉下月海が、個性的なオタク女性たちと共に過ごす日常を描いた作品です。

彼女たちが住むアパート「天水館」での生活や、女装男子・蔵之介との出会いを通じて、自分自身と向き合い成長していく姿が描かれています。

本作では、「腐女子」という言葉が「己の趣味のみに没頭するオタク女性」として使われており、オタク文化の多様性を表現しています。

この作品は、2010年にアニメ化され、2014年には能年玲奈主演で実写映画化、2018年には芳根京子主演でテレビドラマ化されるなど、多くのメディアで展開されています。

プレミアムトークで語られたエピソード

創作の原点としての学生時代

東村アキコさんは、2025年5月23日放送のNHK「あさイチ」プレミアムトークで、自身の創作の原点について語りました。

彼女は宮崎県で高校時代を過ごし、美術部に所属していました。

その後、金沢美術工芸大学美術科油絵専攻に進学し、美術を学びました。

大学卒業後は、父親の勧めで一般企業に就職しましたが、漫画家になる夢を諦めきれず、創作活動を続けました。

このような経験が、彼女の自伝的作品『かくかくしかじか』に描かれています。 

また、彼女の恩師である絵画教室の先生との関係も、創作の原点として大きな影響を与えました。

厳しくも愛情深い指導を受けた経験が、作品にリアルな感情をもたらしています。

このような背景が、彼女の作品に深みを与えていると語られました。

家族との関係と子育てエピソード

東村アキコさんは、育児エッセイ漫画『ママはテンパリスト』で描かれた息子・ごっちゃんとの関係についても言及しました。

ごっちゃんは2025年現在、20歳の大学生で、韓国の名門大学である延世大学に留学し、韓国ドラマの制作スタッフを目指して学んでいます。

母と子という関係を超えて、まるで「親友」のように仲の良い親子関係を築いており、互いのことを「推し」と表現しているのが印象的です。

また、子育てを振り返り、「子育ては大変だと言いながら振り返るとあっという間! 時々、あの頃に戻りたくなる」と語り、子育ての大変さと喜びを実感している様子が伺えました。

趣味と仕事の融合について

東村アキコさんは、趣味と仕事を融合させるスタイルについても語りました。

彼女は「趣味と仕事は“ごちゃ混ぜスタイル”」と表現し、好きなことを仕事に取り入れることで、創作活動に新たな刺激を得ていると述べました。

例えば、韓流エンタメが好きで、それを作品に取り入れることで、読者にも新しい視点を提供しています。

また、彼女は「仕事は1日8時間、ランチを削ってでもドラマを4時間見たい」と語り、効率的な時間の使い方と趣味への情熱を持っていることが伺えます。

東村アキコ作品の実写化とその影響

『かくかくしかじか』の映画化と反響

東村アキコの自伝的漫画『かくかくしかじか』は、2025年5月16日に実写映画として公開されました。

主人公・林明子役を永野芽郁、恩師・日高健三役を大泉洋が演じ、東村自身が脚本を手がけるなど、原作の世界観を忠実に再現しています。

映画は、宮崎、石川、東京の3都市を舞台に、恩師との9年間の関係や、漫画家としての成長を描いています。

観客からは「泣ける」「心に響く」といった感想が多く寄せられ、SNSでも話題となりました。

『東京タラレバ娘』のドラマ化と視聴者の反応

『東京タラレバ娘』は、2017年に吉高由里子主演でテレビドラマ化され、30代独身女性のリアルな悩みや葛藤を描き、多くの視聴者の共感を呼びました。

ドラマは高視聴率を記録し、続編やスペシャルドラマも制作されるなど、人気シリーズとなりました。

視聴者からは「共感できる」「自分のことのように感じた」といった声が多く、特にアラサー世代の女性からの支持が厚かったことが特徴です。

また、ドラマの影響で原作漫画の売上も伸び、東村アキコの代表作としての地位を確立しました。

実写化による作品の広がりと影響

東村アキコの作品は、実写化を通じて多くの人々に知られるようになり、その影響力は漫画界にとどまらず、映像業界にも広がっています。

『海月姫』の実写映画では、能年玲奈(現・のん)や菅田将暉などの若手俳優が出演し、原作の世界観を忠実に再現したことで高い評価を受けました。

実写化により、原作ファンだけでなく、新たな視聴者層にも作品が届き、東村アキコの描くリアルな人間模様やユーモアが広く認知されるようになりました。

これにより、彼女の作品は多くの人々に影響を与え、共感を呼ぶ存在となっています。

東村アキコの今後の展望と活動

最新作『まるさんかくしかく+』の紹介

東村アキコの最新作『まるさんかくしかく+』は、2023年11月30日に第1巻が発売されました。

この作品は、1985年の宮崎を舞台に、小学生の主人公たちが繰り広げる日常を描いたものです。

彼女の故郷である宮崎を背景に、昭和のノスタルジーと子どもたちの純粋な視点が融合し、読者に懐かしさと新鮮さを提供しています。

本作は、東村アキコの自伝的要素が色濃く反映されており、彼女の創作の原点とも言える作品です。

登場人物たちの生き生きとした描写や、当時の風景の再現など、細部にわたるこだわりが感じられます。

また、彼女のユーモアと温かみのあるストーリーテリングが、読者の心を掴んで離しません。

ウェブトゥーンでの新たな挑戦

東村アキコは、近年ウェブトゥーンという新たな表現形式にも挑戦しています。

2021年には、縦読み形式のウェブトゥーン『私のことを憶えていますか』を、電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」と韓国の「カカオページ」にて日韓同時連載を開始しました。

この作品では、30代の恋愛をテーマに、初恋の相手との再会を描いています。

さらに、2025年1月には、新作ウェブトゥーン『26番目の殺人』が韓国のカカオウェブトゥーンで連載をスタートしました。

この作品では、ミステリー要素を取り入れた新たなストーリーテリングに挑戦しており、彼女の創作の幅広さと柔軟性が伺えます。

東村アキコは、ウェブトゥーンという新しい媒体を通じて、これまでの紙媒体とは異なる読者層にもアプローチしています。

彼女の作品は、国境を越えて多くの読者に支持されており、今後の展開にも注目が集まっています。

今後の創作活動とファンへのメッセージ

東村アキコは、今後も多岐にわたる創作活動を続けていく意向を示しています。

彼女は、2025年5月16日に公開された実写映画『かくかくしかじか』の脚本や美術監修にも携わり、自身の作品を映像化する際のこだわりを持ち続けています。

また、彼女はインタビューで、「自分の作品を読み返す機会は少ないですが、『かくかくしかじか』だけは自分の日記を読み返すような感覚でときどき読み返します。

仕事がしんどかったり、“頑張んなきゃ”というときに。そういう作品があるのはすごく幸せなこと」と語っています。

このように、彼女の作品には自身の経験や思いが深く込められており、読者との強い絆を感じさせます。

東村アキコは、今後も新たなジャンルや媒体に挑戦し続けることで、読者に新しい驚きと感動を提供していくことでしょう。彼女の創作活動から目が離せません。

まとめ

2025年5月23日放送のNHK『あさイチ』プレミアムトークに出演した漫画家・東村アキコさんは、自身の創作の原点や家族との関係について語りました。

彼女の作品は、多くの読者に支持され、実写化もされています。

東村さんは、宮崎県での高校時代や金沢美術工芸大学での学生時代に培った経験が、創作の原点であると述べました。

特に、恩師との関係が自伝的作品『かくかくしかじか』に大きな影響を与えています。

この作品は、2025年5月16日に永野芽郁さんと大泉洋さん主演で実写映画化され、話題となりました。

また、育児エッセイ漫画『ママはテンパリスト』で描かれた息子・ごっちゃんは、2025年現在、20歳の大学生となり、韓国の名門大学である延世大学に留学しています。

母と子という関係を超えて、まるで「親友」のように仲の良い親子関係を築いており、互いのことを「推し」と表現しているのが印象的です。

東村さんは、趣味と仕事を融合させるスタイルについても語り、好きなことを仕事に取り入れることで、創作活動に新たな刺激を得ていると述べました。

例えば、韓流エンタメが好きで、それを作品に取り入れることで、読者にも新しい視点を提供しています。

彼女の最新作『まるさんかくしかく+』は、1985年の宮崎を舞台に、小学生の主人公たちが繰り広げる日常を描いたもので、2023年11月30日に第1巻が発売されました。

また、ウェブトゥーンという新たな表現形式にも挑戦しており、2025年1月には新作ウェブトゥーン『26番目の殺人』が韓国のカカオウェブトゥーンで連載をスタートしました。

東村アキコさんの作品は、現代社会や女性のリアルを描き、多くの読者に共感を呼んでいます。

彼女の創作活動から目が離せません。

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