2024年11月25日放送の「しゃべくり007」ではやす子さん、長州力さん、松村邦洋さん、松陰寺太勇さん(ぺこぱ)ら山口県出身の芸能人が集結し、山口県の魅力を存分に紹介しました。
彼らは「山口県人会」として出演し、地元の絶景スポットや絶品グルメを熱く語り、視聴者に新たな発見を提供しました。
特に、2024年に世界で行くべき場所52ヶ所に日本で唯一選ばれた山口県の激推しスポットを紹介し、チュートリアルの地元・京都と魅力度対決を繰り広げるなど、見どころ満載の内容となりました。
山口県人会メンバーの紹介と活躍
やす子さんのユニークな視点から見る山口県
やす子さんは、山口県宇部市出身で知られる人気芸人です。
彼女の飾らないキャラクターと、山口で育った経験から生まれるトークは視聴者に親近感を与えます。
今回の「しゃべくり007」でも、彼女は地元でのエピソードを披露し、宇部市の自然豊かな環境や学校時代の思い出をユーモアたっぷりに語りました。
特に、地元で親しまれる名物料理や子供のころから慣れ親しんだ遊びを交えた話題は、他のゲストや視聴者を笑顔にしました。
また、宇部市が誇る「常盤公園」や「石炭産業の歴史」にも触れ、地元愛あふれるコメントを連発。
視聴者からは「やす子さんの地元トークで山口に行きたくなった!」との声が多く寄せられています。
長州力さんが語る故郷への思い
プロレス界のレジェンド、長州力さんは山口県周南市の出身です。
今回の番組では、彼の少年時代のエピソードや山口県に対する特別な思いが語られました。
長州さんは、自分の原点である山口について、「自然の豊かさが自分の基盤になっている」と話しました。
また、彼の故郷である周南市は、海と山に囲まれた地域で、漁業や農業が盛んです。
長州さんは「周南の新鮮な魚を食べて育ったおかげで、あのリング上での力強いパフォーマンスができた」と感謝の気持ちを述べました。
さらに、長州さんは最近も地元を訪れ、「地元の人たちと交流を楽しんだ」とのことで、山口愛が感じられるエピソードを多数披露しました。
松村邦洋さんと松陰寺太勇さん(ぺこぱ)の地元トーク
バラエティ番組でおなじみの松村邦洋さんと、ぺこぱの松陰寺太勇さんも山口県出身です。
松村さんは防府市の出身で、防府天満宮や防府の祭りについて語り、地元の文化的な側面を紹介しました。
一方で、彼特有のものまねを交えた軽妙なトークは、場を大いに盛り上げました。
また、松陰寺さんは光市出身で、彼が「山口の光」という地名を誇りに思っていることを語りました。
光市の景色や、幼少期に過ごした思い出のエピソードも披露し、笑いと郷愁を同時に提供しました。
さらに、二人のトークでは山口弁も多用され、視聴者に山口県の方言の温かみを伝えました。
これらのメンバーのトークは、山口県の魅力を全国に伝える素晴らしいきっかけとなり、地元の人々の誇りを感じさせる内容でした。
山口県の絶景スポット紹介
角島大橋:日本屈指の美しい橋
山口県下関市に位置する角島大橋は、全長1,780メートルの海上橋で、2000年に開通しました。
本州と角島を結ぶこの橋は、エメラルドグリーンの海と白い砂浜に囲まれ、その美しさから多くの観光客を魅了しています。
特に、橋の手前にある「海士ヶ瀬公園」からの眺望は絶景で、ドライブやツーリングの人気スポットとなっています。
また、橋の周辺には「角島灯台」や「しおかぜの里角島」などの観光施設もあり、訪れる人々に多彩な楽しみを提供しています。
元乃隅神社:海に面した鳥居の絶景
長門市にある元乃隅神社は、123基の赤い鳥居が海岸線に沿って並ぶ光景で知られています。
昭和30年に建立され、商売繁盛や大漁、海上安全などのご利益があるとされています。
特に、鳥居の上部に設置された賽銭箱は高さ約5メートルの位置にあり、賽銭を投げ入れる独特の参拝方法が話題となっています。
また、神社から望む日本海の景色は圧巻で、四季折々の風景を楽しむことができます。
秋吉台:日本最大級のカルスト台地
美祢市に広がる秋吉台は、日本最大級のカルスト台地として知られています。
石灰岩が点在する独特の地形は、約3億5千万年前のサンゴ礁が隆起して形成されたものです。
台地内には「秋芳洞」などの鍾乳洞も多く存在し、地底探検も楽しめます。
また、秋吉台は四季を通じて異なる表情を見せ、春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の霧氷と、訪れるたびに新たな感動を与えてくれます。
山口県の絶品グルメ特集
瓦そば:山口発祥の名物料理
瓦そばは、山口県下関市豊浦町の川棚温泉で誕生した独特の料理です。
熱した瓦の上に茶そばを載せ、その上に錦糸卵や甘辛く煮た牛肉、海苔、レモン、もみじおろしなどを彩り豊かに盛り付けます。
この料理は、明治時代の西南戦争の際、兵士たちが瓦を使って食事を温めたという逸話に着想を得て考案されました。
瓦の上で焼かれた茶そばは、外側がカリッと香ばしく、内側はもちもちとした食感が楽しめます。
温かい特製のつゆにつけて食べるスタイルで、レモンやもみじおろしがアクセントとなり、さっぱりとした味わいを引き立てます。
山口県内には、多くの瓦そば専門店があり、各店独自のアレンジや秘伝のつゆで提供しています。
観光客のみならず、地元の人々にも愛され続ける一品です。
ふぐ料理:下関の新鮮な海の幸
下関市は、日本有数のふぐの産地として知られています。
特に、下関南風泊市場は国内最大級のふぐ取扱量を誇り、新鮮なふぐが日々水揚げされています。
ふぐ料理の代表格である「ふぐ刺し(てっさ)」は、薄く透けるように切られた身をポン酢や薬味とともに味わう逸品です。
また、「ふぐちり(てっちり)」は、ふぐの身や野菜を鍋で煮込み、旨味が凝縮されたスープとともに楽しめます。
さらに、ふぐの唐揚げや白子の焼き物など、多彩な調理法でふぐの魅力を堪能できます。
下関市内には、老舗から新進気鋭の店舗まで、多くのふぐ料理専門店が軒を連ねており、観光客にとっても必訪のグルメスポットとなっています。
外郎(ういろう):山口の伝統的な和菓子
外郎(ういろう)は、山口県を代表する和菓子の一つです。
米粉やわらび粉を主原料とし、砂糖と水を加えて蒸し上げたもので、もちもちとした食感と上品な甘さが特徴です。
山口の外郎は、室町時代に中国から伝来したとされ、長い歴史を持っています。
特に、山口市に本店を構える「御堀堂」は、伝統の製法を守り続ける老舗として知られています。
外郎は、白、黒、抹茶、柚子など、さまざまな風味があり、季節限定の商品も登場します。
その上品な味わいから、茶席での菓子としても重宝され、地元の人々や観光客のお土産としても人気があります。
山口を訪れた際には、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
山口県と京都府の魅力度対決
歴史と文化の深さを比較
山口県と京都府は、いずれも日本の歴史と文化に深く根ざした地域です。
京都府は、平安時代から明治時代初期まで約1000年間、日本の首都として栄え、多くの寺社仏閣や伝統行事が現存しています。
一方、山口県は、室町時代に大内氏が西の京と称されるほどの繁栄を遂げ、特に山口市は「西の京」とも呼ばれました。
また、幕末には長州藩として明治維新の中心的役割を果たし、吉田松陰や高杉晋作などの志士たちが活躍しました。
このように、両県ともに独自の歴史的背景と文化を持ち、訪れる人々に多様な歴史体験を提供しています。
観光スポットの多様性
京都府は、清水寺や金閣寺、伏見稲荷大社など、世界遺産や名所旧跡が数多く存在し、年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れます。
一方、山口県も負けてはおらず、先述の角島大橋や元乃隅神社、秋吉台など、自然美と歴史が融合した観光地が点在しています。
また、萩市の城下町や津和野町の鯉の泳ぐ掘割など、風情ある街並みも魅力の一つです。
両県ともに、多様な観光スポットを有し、訪れる人々に新たな発見と感動を提供しています。
グルメのバリエーションと特色
京都府は、京料理や湯葉、抹茶スイーツなど、繊細で上品な味わいの食文化が発達しています。
特に、京懐石や精進料理は、季節の食材を活かした美しい盛り付けと味わいで知られています。
一方、山口県は、先述の瓦そばやふぐ料理、外郎(ういろう)など、地元の食材を活かした郷土料理が豊富です。
また、下関市はふぐの取扱量が日本一であり、新鮮なふぐを使った多彩な料理が楽しめます。
このように、両県はそれぞれ独自の食文化を持ち、訪れる人々の舌を楽しませています。
まとめ
今回の「しゃべくり007」では、やす子さんや長州力さんをはじめとする山口県出身の芸能人が集結し、山口県の魅力を多角的に紹介しました。
彼らの地元愛あふれるトークを通じて、山口県の絶景スポットや絶品グルメ、そして歴史的背景が全国の視聴者に伝わりました。
特に、角島大橋や元乃隅神社の美しい風景、瓦そばやふぐ料理といった郷土料理の紹介は、多くの人々の関心を引きました。
また、京都府との魅力度対決では、山口県の歴史や文化の深さが再認識され、観光地としてのポテンシャルが改めて浮き彫りになりました。
この放送をきっかけに、山口県への興味を持つ方が増え、実際に訪れてその魅力を体感する人々が増えることを期待しています。
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